大坂なおみ選手、全豪オープン優勝おめでとうございます。

昨年末に、全米オープンを優勝し、これでグランドスラム大会連覇となりました。
全米オープンでは、憧れのセリーナ・ウィリアムズ選手を破っての優勝でした。
今大会は、ペトラ・クビトバ選手と後世に残る名勝負を演じました。
クビトバ選手は、全英(ウィンブルドン)で2011年と2014年の2度も優勝した名選手ですが、2016年12月20日に強盗に襲われて利き腕の左腕に重傷を負ったと聞き、驚きました。損傷した左腕の神経を修復する手術を受け、リハビリして復帰したそうですが、その頑張りは尊敬に値します。
大坂選手の優勝が決まった瞬間、世界で一番悔しい思いをしたのはクビトバ選手だったはずです。それにも関わらず、感謝の気持ちを忘れず、相手を称える素晴らしいスピーチをしました。
その人間性にも感心しました。

それに引き換え、日本のマスコミはレベルが低いですね。
大坂選手へのインタビューで、何度も「日本語で・・」と要求しました。
世界レベルの大坂選手を日本レベルに引きずり下ろしたいのでしょうか。
世界の人々は、大坂選手のコメント聞きたがっていたはずです。それなのに、60分の1の人類しか解せない日本語を使わせようとする日本のマスコミには幻滅しました。
日頃は「グローバル化」を叫ぶマスコミですが、中身はナショナリズムの塊ですね。


大坂選手は、スーパースターの雰囲気を持ち始めていますね。
今大会は、大坂選手を成長させたような気がします。
第2セットでチャンピオンシップポイントを握っていながら、クビトバ選手に阻まれました。続くサービスゲームもブレークされ、クビトバ選手に第2セットを奪われました。
第3セットでの大坂選手の表情は、第2セットまでとは明らかに違いました。その顔は、試合後のクビトバ選手のスピーチが始まるまで変わっていなかったように思います。

素晴らしい一戦でした。
また、グランドスラム大会の決勝で、大坂選手とクビトバ選手の対戦を見たいと思います。