地球一周は、約40000kmです。
歩くと、不眠不休でも約一年掛かります。実際には、山あり谷あり海ありですので、休憩も含めれば10年くらいかかると思います。
堀江謙一氏がヨットで単独無寄港世界一周をした際には、約9ヶ月かかっています。

地球は、一人の人間にとっては非常に大きいようです。
なので、一人の人間が生きていく際の様々な行動あるいは排泄は、余裕で受け入れることができます。

こんな大きな地球でも、70億もの人間の行いを吸収することは、難しくなり始めています。
その一つが、大気組成の変化です。
現在、二酸化炭素濃度は、確実に上昇しています。そのペースは2〜3ppm/年と言われています。

こうなると、他のキャパシティは、どれくらいなのか、気になりますね。

例えば、排泄物です。
通常は自然分解されるのですが、都市部では人口密度が高すぎるため、自然分解では追い付きません。そこで、処理場で微生物を用いて分解するのです。
先日、東京で行われたパラトライアスロンでは、スイムの会場の大腸菌が基準を大きく上回ったため、スイムを中止することになりました。これは、処理場に流れるはずの排泄物の一部が、雨水と一緒に海に流れ出たためとみられています。
これも、キャパシティ超えの一つかもしれません。


地球史において、人類のような大型動物の個体数が70億にも達したことはありません。しかも、代謝が高い哺乳類ですから、地球資源の消費も激しいのです。おまけに、機械動力を用いるので、1個体当たりの消費エネルギは、大型のクジラにも匹敵します。
そんな生物の個体数が70億もあるのです。
(地球もたいへんだぁ!)


では、どうするか。
例えば、スペースコロニーを建設することも、そろそろ検討を始めるべきかもしれません。
1960年代にオニール博士によって発案されたスペースコロニーは、一つの回答でしょう。

火星のテラ・フォーミングも、検討すべきかもしれません。
ただ、こちらは不可能だろうと、私は考えています。
火星には、『海が存在した時代があるから、テラ・フォーミングが可能だ』との考えがありますが、ではなぜ海は消滅したのでしょうか。テラ・フォーミングで生み出した海は、消滅しないのでしょうか。
火星から海が消えた理由に回答できるまで、テラ・フォーミングには手をつけない方が良いと思います。
でも、マリネリス峡谷に都市を作る案もあります。これは、マリネリス峡谷に屋根を付け、その中をテラ・フォーミングする案です。

人類が地球をダメにしてしまう前に、地球をダメにしない方法や、地球の外にも目を向けるなど、未来について語り合えれば良いですね。