当ブログでも、宇宙エレベータを扱ったことがあります。また、私自身も、宇宙エレベータに用いるケーブルについて、どれくらいの引っ張り強さが必要か、計算したこともあります。

宇宙エレベータは、どんな手順で建設されるのでしょうか。
宇宙エレベータは、地上のある一点から宇宙空間まで立ち上がる建造物です。これを宇宙からの視点で見ると、地上の一点に静止する静止衛星と同じです。
なので、建設の拠点は静止軌道に置く必要があります。
衛星は、地球の引力と衛星の遠心力が釣り合うことで、地球に落っこちもせず、宇宙の彼方に飛び出して行きもしないのです。
静止軌道は、地球の自転と同じ速さで公転した際に、地球の引力と衛星の遠心力が釣り合う軌道です。
宇宙エレベータの静止軌道より下の部分(主としてケーブル)は、地球の引力が遠心力より強いため、地球に引っ張られます。これと釣り合いを取るために、宇宙エレベータは静止軌道より先までケーブルを伸ばし、バランスを取るための錘を設置します。
なので、宇宙エレベータの建設は、静止軌道に拠点を設け、そこから地球側と地球とは反対側の両方にバランスを取りながらケーブルを伸ばしていくことになります。

宇宙エレベータのケーブルには、どんな役割があるのでしょうか。
まず、ゴンドラが上下するためにガイド 兼 懸垂用として使用します。ゴンドラは、生命維持装置のためのエネルギ源が必要なので、ケーブルには通電する必要があります。
ところで、通電する電気は、直流でしょうか、交流でしょうか。
これは、直流になると思われます。
交流送電は、極端な遠距離送電では、誘導によるロスが大きくなる欠点があります。宇宙エレベータの送電距離は4万kmにもなるので、交流送電は不向きです。


さて、宇宙エレベータについて書いてきましたが、これをベースに小説を書いてみました。(かなり前に書いた)
もし、興味がありましたら、読んでみてください。


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