IQが高い人は、有病率が一般人より高いことがわかったそうです。

ピッツァー大学のカーピンスキー氏らの研究グループが、アメリカのメンサ会員3715人についてアンケート調査したところ、気分障害・不安障害・注意欠陥多動性障害・自閉症スペクトラム障害・食物アレルギー・環境アレルギー・ぜんそく・自己免疫疾患のいずれの項目も、アメリカの全国平均よりも明らかに高いことがわかりました。
特に、気分障害では全国平均の約2.5倍、環境アレルギーでは全国平均のちょうど3倍と顕著な結果となりました。
なお、IQが有病率に直接的に関係するのか、間接的に関係するのか、不明なのだそうです。
私も、比較的若い年齢で癌に罹りました。ということは、IQが高いということでしょうか。
それなら良いのですが、前述の病名には『癌』はありません。私はメンサの会員でもないので、IQが高いわけではなさそうですね。


ところで、カーピンスキー氏の調査は、メンサ会員に限定されている点に注目する必要があります。
今回のサンプルは3715人ですが、同レベルのIQを持つ人は、全米で500万人以上もいます。サンプルは、全体の0.1%にも満たないのです。
また、全米のメンサの会員数は約5万人なので、IQで資格を持つ者のわずか1%弱しかメンサの会員になっていないのです。つまり、サンプルには、『メンサに加入しようとする性格』というバイアスが掛かっていることになります。
対象とした病気は精神系が多いので、このバイアスは関連している可能性があります。
カーピンスキー氏の研究結果は、「メンサの会員は、精神疾患に罹りやすい」と理解するのが正しいように思います。


まぁ、私には縁のない研究のようですが・・・