メットライフドームでは、西武ライオンズの紅白戦のような試合が続いています。
先攻は、炎獅子ユニフォーム?
4番は浅村選手。先発には岸選手(現在は抹消中)や涌井選手。中継ぎには牧田選手。
やはり、炎獅子ユニフォーム(?)は強いです。打つし、走るし、昨年までの西武打線そのまま!
後攻の白いユニフォームは、打たないし、走らないし、昨年同様なのは投手陣の弱さくらいでしょうか。

それにしても、西武ライオンズは、主力選手の流出が止まりませんね。
ここ数年でも、打撃陣では中島選手、浅村選手、秋山選手など。
投手陣では、涌井選手、岸選手、牧田選手、菊池選手など。
錚々たるものです。
4番や首位打者、エースが短期の内に抜けてしまったのに、2年連続リーグ優勝とは!
流石に、今年は戦力不足の感がありますが、その分、若手が飛躍するチャンスもあります。そこに期待したいと思います。


さて、阪神甲子園球場では、 甲子園高校野球交流試合が行われています。
春の選抜高校野球に選ばれていた学校が、甲子園で各1試合だけの交流試合を行っているわけですが、甲子園の魔物は、これらの試合にも顔を出します。
高校球児の一生懸命さが、甲子園の魔物の大好物なのでしょう。
シーソーゲームは当たり前。
逆転やサヨナラ、一矢報いるも届かなかったりと、最後の瞬間までハラハラドキドキの展開が続きます。
甲子園の魔物は、微笑むことも、悪さをすることも。
残念なのは、魔物から魔力を与えられたような活躍をする選手(ラッキーボーイ)を、今年は見られないことです。全てのチームが1試合しか行わないので、本格的に魔力を発揮する前に甲子園を去っていきます。
是非とも、来年は、春夏共に甲子園が熱くなることを期待しています。

ただ・・・
現状の政府の動きを見ると、春の選抜高校野球も容易ではないように思います。

政府の新型コロナウィルス感染症対策は、後手に回り続けています。『With コロナ』を、感染者数の増加を容認することだと勘違いしていて、医療機関の能力一杯まで重症者が増えるまで、本格的な対策を先延ばしにしようとしています。
春の選抜高校野球の選抜基準となる秋季大会まで、2ヶ月ほどです。この時までに、感染者数が増えることはあっても、減ることはなさそうです。大会が無事に開催されるのか、微妙なところです。

ニュージーランドでは、3ヶ月半ぶりに感染者が出たため、事実上のロックダウン(3日間のみ)を行いました。この間に、感染経路を完全に洗い出そうとしているのです。
この手法は、当ブログのスピンオフブログで主張してきた遡り調査と似ています。
このように、感染経路を完全に調べ上げて感染の大元を封じることで、国内の移動や活動の制約を最小限にするのが、ニュージーランド政府の戦略です。

これに比べると、日本政府は戦略がありません。新型コロナウィルスに対しては、関心が薄い感じです。一方で、経済刺激策には積極的です。
両者は表裏一体なので、戦略的に対応しなければならないのですが、経済にばかり目が行っていて、戦略を持っていません。

何だか、『経済』という名の魔物に魅入られたように見えます。