日本の癌の10年生存率は、どれくらいだと思いますか?
癌の種類によって大きく異なることは、誰でも御存知と思います。また、癌の進行度合いによっても異なりますね。
当ブログでは、早期発見と早期治療を伝えるようにしてきました。
私の癌はステージ2でしたので、間もなく7年になりますが、元気に生活できています。
もちろん、厄介な癌はありますが、ステージ2までなら、高い確率で健康を取り戻せると考えて良いと思います。前立腺癌や甲状腺癌は、10年生存率は100%なのだそうです。
ところが、ステージ4になると、ステージ2との比較で10年生存率は5分の1以下に下がります。早期発見と早期治療は、効果が大きいことがわかりますね。

古くは、2年生存が目安でした。
私に癌が見つかった頃は、5年生存が目安でしたが、すぐに8年生存まで伸びました。
それが、今では10年生存が目安になっています。
来年1月で手術から7年になる私としては、『○年生存率』を追いかけているような気分です。10年が近付く頃には、『15年生存率』と言っているかもしれません。

『○年生存率』ばかりを気にしていても仕方ありませんが、5年生存できた場合、10年生存できる確率を調べてみました。5年生存を超え、10年生存を目指している私には、気になるところです。
調べてみたところ、ほとんど癌で5年生存を果たしたなら、90%以上の方が10年生存を果たしていました。
正直なところ、ホッとしています。
ただ、厳しい癌もあります。
肝癌、食道癌、肺癌は、5年生存を果たしても、厳しい闘いが続くようです。

癌との闘いは、試合開始の合図がないサッカーのようなものです。早く気が付けば、闘いを有利に進められますが、気付くのが遅れれば、点差が開き、逆転は不可能になります。
早期発見と早期治療は、早く試合に入り、体勢を立て直すことを意味します。
早期発見と早期治療は、心掛けていきたいところです。