新型コロナで、先進国のほとんとがマイナス成長する中で、株価はむしろ上昇しています。
株価が、実態経済とは掛け離れた状態にあります。
なぜ、こんなことが起きるのでしょうか。 

理由は簡単です。
世界中で、巨額の財政出動が行われたからです。
その額は、1400兆円なのだとか。
それも、まだ増えるはずです。
日本のGDPの3倍、EUや中国のGDPに匹敵し、アメリカのGDP7割に及びます。

これほど巨額のお金が出てきたので、その一部が株式に回ることが期待されているのです。
 誰が期待しているのかというと、証券会社のAIが期待していることが見えてきます。
若い世代が将来使うはずだった財源の一部が、AIによってしゃぶられているのです。


以前にも当ブログに書いていますが、政府と企業は、株式以外の資金調達方法を検討すべき時代に入っているのではないかと、私は考えます。

若い世代に渡す世界は、今のままでは駄目なのだ! と思うこの頃です。