2ヶ月余り前の12月6日、新型コロナウィルス感染症の新規感染者数と重症者数を予測しました。
この時の予測では、感染者数のピークは1月4日ごろ、感染者数は3230人、重症者数のピークは1月15日ごろ、重症者数は760人くらいと予測していました。 
この時は、「これより少なくなることを願う」と書きましたが、結果は大きく上回りました。


さて、計算と実際の差ですが、実際の値で計算したところ、感染者数のピークは1月14日、感染者数は4632人、重症者数のピークは1月23日、重症者数は933人となりました。
実数は、感染者数は1月8日に7844人、重症者数は1月26日に1043人を記録しています。
感染者数は、曜日の差が最大で2倍もあり、感染拡大期には3倍程度まで広がることもあります。週平均を基準にすると、週の最大は1.3〜1.5倍になります。データのばらつきもあります。
それでも、計算値との差は大きすぎます。
計算方法自体の問題は大いにありますが、グラフを見ると、問題は他にもあることがわかります。

第3波は、実際には、第3波と第4波に分けられそうです。第3波が収束しない内に、第4波が始まったように見えるのです。
地方自治体には、2つの波がはっきりと分かれるところもあります。
典型が、愛媛県です。大阪府も、二つの山に分かれます。それ以外にも、複数の県で同様の特徴が見られます。
一つ目の山は、『勝負の3週間』と言われた時期と概ね一致します。
二つ目の山は、年末年始とほぼ一致します。
感染動向を見ると、年末年始の感染者は、帰省に関係するものが少なくありませんでした。これが、第三の山を作る要因の一つになっている可能性があります。

そこで、第3波に第4波を重ねる計算をしてみました。すると、実際の感染者数や重症者数の変化とよく一致しました。
再計算の結果は、感染者数のピークは1月14日、感染者数は6034人、重症者数のピークは1月24日、重症者数は983人となりました。曜日によるバラツキも考慮すると、実数にかなり近い結果となっています。
やはり、第4波もあったようです。

さて、これで死者数の推移も予想すると、2月7日がピークとの結果が得られました。
計算方法に科学的な根拠は薄いのですが、この計算結果が正しいなら、医療機関にも光が差して来ると思います。

東京都も大阪府も、「今は緊急事態宣言を解除するとかではない」と明言しました。
私も、同意見です。
医療機関が一息つけるように、私たちは最大級の感染予防を続けなければなりません。