東京都知事の舛添氏の政治資金の使途について、第三者の調査結果が発表されましたね。

個々の疑義の多くは、「不適切だが、違法ではない」との説明でした。
なぜか、「不適切だが、適法である」とは、一度も言うことはありませんでした。

こうなると、気になるのが、「違法である」と「違法ではない」との境界です。
「不適切」にもかかわらず、「違法ではない」という法律上のグレーゾーンは、
どこまで広がっているのでしょうか?
そして、どこからが違法なのでしょうか?

調べてみると、どうやら政治資金規正法には、使途についての規制はなく、
使用したことを漏れなく記載していれば、違法にはならないのです。
つまり、政治資金は、どんなことにも自由に使用できるようです。
もっと言うなら、今回の第三者の調査は、行う前から結果はほぼ決まっていたのです。
第三者の調査結果で変わる可能性があったのは、
不適切」の単語を付加するか、付加されないのか、だけだったと言うことです。

「不適切だが、適法である」と言えなかったのは、本来は違法性があるのに、
処罰に関する規定が無かったので、「違法ではない」との表現になったのでしょう。