豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

カテゴリ: 地球温暖化

複数ある発電方法を選択する流れを、擬人化して考えてみましょう。 

対象とする発電方法は、再エネ(水力を除く)、水力、揚水、火力、原発です。




まずは、長所と短所を整理しましょう。

 

再エネ君の長所は、清潔(廃棄物が少ない)であること、狭い場所(小型化)でも働くこと、任務地(設置場所)を選ばない者もいることです。
短所は、賃金(コスト)が高いこと、気まぐれに仕事をする(出力調整ができない)こと、大きな力を得ようとすると場所を取る(エネルギ密度が低い)ことです。

 

水力君の長所は、俊敏(出力調整の応答が早い)であること、従順(出力の調整ができる)であること、賃金(コスト)が安いこと、短期的には清潔であることです。

短所は、体力がない(連続運転時間が短い)こと、契約金(建設費)が高いこと、今より人数を増やせない(建設可能な場所がない)こと、長期的には不潔(ダムの解体など)なことです。

 

揚水君の長所は、俊敏(出力調整の応答が早い)であること、従順(出力の調整ができる)であること、賃金(コスト)が安いこと、他人がやった余分な仕事を貯めておける(蓄電)こと、短期的には清潔であることです。

短所は、体力がない(連続運転時間が短い)こと、契約金(建設費)が高いこと、今以上に人数を増やせない(建設可能な場所がない)こと、コンビを組ませないと仕事をしない(ダムが二つ以上必要)こと、長期的には不潔(ダムの解体など)であることです。


火力君の長所は、素直(出力の調整ができる)であること、賃金(コスト)が安いこと、食事(燃料の種類)を選ばないこと、力持ち(出力が大きい)であることです。

短所は、任務地(建設場所)を選ぶこと、かなり不潔である(大量の排ガスが出る)ことです。

 

最後は原発君です。

長所は、従順(出力の調整ができる)であること、力持ち(出力が大きい)であること、短期的には清潔である(排ガスがほぼない)ことです。

短所は、任務地(建設場所)のワガママが強いこと、ひとたび怒り出すと手がつけられないこと、長期的には極めて不潔(放射性廃棄物が出る)なことです。ただ、既に放射性廃棄物が出ているので、解雇しても不潔さは大差ない点が悩ましいところです。

 

 

さて、この条件で、誰を雇用し、誰を解雇すべきでしょうか。

仕事ぷりから考えると、火力君はどうでしょうか。

仕事ぷりも良いし、賃金も低いのですから、不潔なところに目を瞑れば、雇用すべきです。

次に雇用すべきは、水力君です。

持久力はないけど、敏捷さは抜群です。

わがままな再エネ君や、反応が鈍い原発君と組み合わせることで、緊急時にも対応できるようになります。

揚水君も採用です。

ただ、今後の仕事量は増加が見込まれています。彼らだけで、今後の仕事量をこなせそうにありません。採用を増やさなければなりません。

 

原発君は、既に雇用していますが、世間は「クビにしろ!」と言っています。

理由は事故を起こしたからです。

また、今の彼に近付くことさえ難しいほど、不潔です。

だから、原発君を増やすことは諦めた方が良さそうです。

でも、コンスタントに仕事をしてくれるので、できることなら継続雇用したいところです。

世間が推すのは、再エネ君です。

比較的清潔ですが、気まぐれにしか仕事をしない上に賃金も高く、あちこちに点在しているので、経費もかかります。

特に、気まぐれさは半端ではなく、気が向いた時にしか仕事しません。全く言うことを聞かないのです。近隣の再エネ君も、一緒になって仕事をしたり、仕事をしなかったりするので、本当に厄介です。にも関わらず、世間では再エネ君を推します。だから、再エネ君も増長し、田畑や山野を荒らし、除草剤を撒き、10年後には抑えが効かなくなるリスクを感じます。

後々を考えると、再エネ君の新規採用を控えた方が良さそうです。

 

となると、火力君を増やした方が良さそうです。

経営者として、今だけを考えるなら、昔に戻って火力君を中心に水力君を含めて雇用したいところです。

不真面目な上に賃金も高い再エネ君は雇用したくないし、真面目な原発君も賃金が高騰しそうなので、新規採用はもちろん、雇用延長も慎重にならざるを得ません。

ですが、将来的に考えるなら、今は原発君の解雇を呼び掛けている人々も、火力君の解雇を呼び掛ける声に変わる可能性が高いし、海外からは、火力君の代わりに外国人原発君の採用を要求してくるかもしれません。

地震や津波を知らない外国人原発君を採用すると、地震が起きた時に何をしでかすか、予想もつきません。絶対に、外国人原発君の採用は回避したいところです。そのためには、多少は費用が掛かっても、今の原発君を解雇するわけにはいきません。

 

 

とにかく面倒なのは、メディアです。

物知り顔で批判してきますが、実際には何も知らないのです。

どうせ、政府の見解が変われば、言うことも変わるのでしょう。

「原発を直ちに停止する」と政府が言い出したら、メディアは「日本の電力供給が不安定化する」と言うだろうと推測されます。

メディアの役目を、「政府の監視機能だ」と勘違いし、更にそこから「政府批判が役目だ」と思い込んでいます。

メディアの本当の役目は、「真実を報道する」ことです。全てに対する中立性を維持し、真実を伝えることで、国民が正しく判断できるようにするのです。

メディアが本来の仕事をするようになってくれれば、落ち着いて発電くんの採用を考えることができるのですが・・・


自由研究のネタとして、桜の開花時期の変化を白地図に書くのはどうでしょう。
 
桜の開花日の記録は、1953年から残っていますから、1953~1962年と2004~2013年の開花日がどれくらい違うかを比べて、白地図に色を塗ってわかりやすくするのです。
 
1.桜の開花日の調べ方
   下のアドレスで気象庁の統計データにアクセスできます。
 
2.各県の代表地点を決める。
   各都道府県庁の所在地は、気象庁のデータベースに桜の開花時期が記録されています。
   ですから、各都道府県庁所在地を各県の代表としましょう。
   ただし、埼玉県、千葉県、滋賀県、山口県は、県庁所在地の記録がありません。
   これらの県は、それぞれ熊谷、銚子、彦根、下関のデータがあるので、そちらを使いましょう。
 
3、開花日の変化の計算の仕方
   それぞれの年の3月1日を基準にしましょう。
   これは、うるう年の影響を減らすためです。
   例えば、開花日が3月2日なら、3月1日から1日目なので、「1」とします。
   開花日が4月3日なら、33日目なので、「33」とします。
   各年について、この「1」や「33」を計算します。
   ただし、那覇は前の年の12月に桜が咲くことがあります。
   計算の仕方は、自分たちで工夫しましょう。
 
4.1953~1962年と2004~2013年とを比較する
   3.で計算した1953年から1962年までの10年間を平均します。
   (10年分を足して、10で割る)
   同じように、2004年から2013年までの10年間を平均します。
   平均を出したら、「1953~1962年の平均」から「2004~2013年の平均」を引いてみましょう。
   出てきた数字は、桜の開花が早くなった日数です。
   ※注意:札幌は、1958年の記録がありません。
        奈良と高知は1954年から、青森は1956年からの記録しかありません。
        宮崎は1971年から、那覇は1974年からの記録しかありません。
        どうしたらいいか、自分たちで考えましょう。
 
5.白地図に色を塗る
   どれくらい早くなったかを、白地図に色を塗ってわかりやすくしましょう。
   例を載せますので、参考にしてください。
 
6.考察をしましょう。
   日本全体では、桜の開花時期はどうなっているでしょう。
   桜の開花が特に早い都道府県は、どんな特徴があるでしょうか。
   桜の開花時期が早くなっていない都道府県は、どんな特徴があるでしょうか。
 
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JAMSTECの気候変動適応技術開発プロジェクトチーム及び気象庁気象研究所の研究グループが、地球温暖化に伴い、日本周辺の乱気流の発生頻度が大きく変化することを突き止めたそうです。

乱気流発生頻度(図2)
(参照:JAMSTECより 
    リンク⇒http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20190313/#z2



【研究概要】
(1)日本周辺における乱気流の発生頻度について、現在(1979~2010年)と
   近未来(2030~2050年頃)のシミュレーション結果を比較。

(2)北太平洋中西部の発生頻度は現在に比べて25%以上減少する可能性がある。
   現在の頻発領域の外側では増加する可能性があることが示唆された。

(3)予測結果は、解析に用いた乱気流指数や気候モデルによりばらつきがある。


詳細は、JAMSTECからプレスリリースされています。
(リンク⇒http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20190313/

今日は、5月26日です。
5月です!
本日、北海道のオホーツク海沿岸部の佐呂間で、39.5℃を記録しました。これを華氏温度にすると、103.1℉です。
毎夏、ニューヨークなどの猛暑を伝えるニュースで
 「ニューヨークで100度を超えました!」
   と言う際の100度は、華氏温度です。
今日の佐呂間は、その気温を超えているのです。

この気温は、本日の全国の最高気温でした。
この気温は、佐呂間の5月の観測史上最高気温でした。
この気温は、5月としては、全国の史上最高気温でした。


この気温を観測したのは、北海道です。

佐呂間の位置

夏場であれば、北海道が全国で最も暑くなることは過去にもありましたが、5月に北海道が全国の最高気温を記録するのは、異常な印象です。


今回は、中国大陸発の異常熱波が北海道を直撃したこと、フェーン現象を起こしたことが、直接の原因と思われます。
単純に地球温暖化に結び付けるのは反則ですが、異常気象が増えているのは事実です。
5月の最高気温の記録のベスト10は、最も古いものでも1993年でした。
他の月を見ても、2000年以降の記録が圧倒的に多いのです。

聖域なき温暖化対策 を考えなければならないところまできているようです。

琵琶湖が、あまりの暑さ(温暖化)で呼吸を止めてしまいました。

滋賀県は、2019年4月9日に琵琶湖の全層循環が起きなかったことを発表しました。
琵琶湖の全層循環とは、冬場の寒気で表層の湖水が冷やされて沈み込み、湖盆の最深部までの全層で循環する現象です。全層循環は、第一湖盆(水深約90m)を基準に判定されます。この現象は、酸素が豊富な表層の湖水が湖底に供給されるので、「琵琶湖の深呼吸」と呼ばれています。
今冬は、循環が水深80mまでしか届かず、琵琶湖の深呼吸が起きなかったのです。

現在の湖底の溶存酸素(DO)は、5mg/lで、危険レベルの2mg/lを上回っています。例年であれば、この時期の10mg/l前後から徐々に下がり、年末頃に3mg/lくらいまで下がります。現状でも、例年の半分しかDOがないので、今度の変化が気になるところです。

溶存酸素推移(20190408)

参照元:滋賀県HP
   (リンク⇒https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/303438.html
   (PDF⇒https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5102472.pdf



今冬の全層循環が起きなかった原因は、暖冬と考えられています。
冬季の気温を調べてみると、今冬の12月から2月の平均では、2015年度に次ぐ暖かい冬でした。

全層循環の時期(正月から全層循環確認日までの日数)と冬季(12月~2月)の気温との関係をグラフにしてみました。

琵琶湖全層循環
(アシスタントが出しゃばっていますが、気にしないでください)

明らかに、冬季の気温と全層循環の時期の間には関係があります。
相関係数は、0.782です。
この値は、「強い相関」に相当します。
琵琶湖は、今後は全層循環ができないことが増えていくのではないかと懸念されます。
海洋に比べると、琵琶湖はスケールが小さいので、温暖化の影響を受けやすいと思われます。琵琶湖よりも大きい日本海でも、海底部の酸素濃度の低下が観測されています。仕組みは少し異なりますが、大洋より小さく、狭い海峡でしか外洋と繋がらない日本海は、気候変動の影響を早く受けると考えられています。

全層循環を阻害する要因は、温暖化の他に、海洋への二酸化炭素の溶け込みが考えられます。実際、二酸化炭素を多く含む海水が深海に貫入する現象が見つかっています。
温暖化に疑いを持っている方も、化石燃料使用削減を考えてほしいものです。


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