豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (風の谷の生活)

カテゴリ: 地球温暖化

ウミシダを御存知ですか?
ウミシダは、こんな生物です。

ウミシダ
http://www.godac.jamstec.go.jp/jedi/splibrary/j/SP_LIB4/2K1372SHDB4016_01182680_01191050

ウミシダは、ウミユリの仲間で、2億年前のカンブリア紀から生息しています。

カナダ、ブリティッシュコロンビア大学のアンジェラ・スティーブンソン氏によると、
「ある種のウミシダにとって、温暖化は有利に働く」と言います。
研究室で水温を2℃上げる実験を行ったところ、腕の再生スピードが速くなったそうです。
一方で、ウミシダの幼生を食べる生物は海水温の上昇によって打撃を受けるため、
より多くのウミシダが成体まで成長できるようになると考えられています。

ウミシダの生息域の変化で、海洋の温暖化を計ることも可能かもしれません。


チョウの分布域の北上」と題して、ナガサキクロアゲハを紹介したことがあります。
生物の分布域の変化で、地球温暖化を計ることができます。
生物の分布域の変化は、農作物も従来通りでは生育しにくくなる事を示しています。
それこそが、温暖化の最も恐ろしい部分だと思っています。

フグの産地が北上し、以前は獲れなかった東北や北海道でも水揚げされるようになったそうです。それも、本場である西日本が漁獲量を減らしている中、東北や北海道は急激に上昇しているのです。

 

以前にも、ナガサキクロアゲハの生息域の北上を取り上げました。

(リンク⇒http://imutakatumi.officialblog.jp/archives/19739132.html )
温暖化は、確実に進んでいるのです。

 


生息域の北上は、別の見方もしなければなりません。

野生の世界は、激しい生存競争の場です。

フグの生息域が北上しているなら、元々その海域に生息していた生物が、フグとの生存競争に負けたことを意味します。

仮に、北に逃げたとしても、逃げた先での生存競争に勝たなくてはなりません。


生息している生物が入れ替われば、周辺の環境が変化します。
沿岸漁業だけでなく、場合によっては、遠洋漁業にも影響が出るのかもしれません。

生物は、気象などの環境の影響を受けますが、生物が環境に影響を与える場合もあります。

例えば、山林において、樹木が病虫害で全滅すると、雨で斜面が崩れやすくなり、土砂が下流や河口に流れて周辺環境を変えてしまいます。

そもそも、大気中の酸素は植物の光合成によるものです。



生物の生息域の変化は、精密に調査すると同時に、聖域なき温暖化防止を進めていかなくてはなりません。

 

 

サリーナノテクノ社が開発した「ベンタブラック」は、光の99.96%を吸収するそうです。
赤外線カメラを含む光学機器に応用することが考えられています。

ところで、光を吸収するということは、光のエネルギーを吸収することになります。
吸収したエネルギーは、熱として蓄えられるはずです。
でも、赤外線カメラにも応用できるということは、赤外線もほとんど出さないはずです。
なので、熱を逃がさず蓄えることにならないでしょうか。
太陽熱温水器に、この物質を使用すれば、今までの物質より効率が向上するはずですよね。

※画像はありません。なぜなら、ほとんど見えませんから‼️

「大気の窓」は、地球温暖化に大いに関係するキーワードですが、「大気の窓」についての私自身の過去に遡ってみたいと思います。

「大気の窓」に初めて触れたのは、アマチュア無線の勉強をしていた中学生の時でした。
(アマチュア無線は、受験さえすることなく現在に至っています)
アマチュア無線で使用する周波数は数々ありますが、低い周波数域では、電離層の影響を受ける事を知りました。
ですが、この時は「大気の窓」という言葉は知りませんでした。

「大気の窓」という言葉を知ったのは、ずっと後のことでした。

たまたま野辺山を訪れたことから、電波天文学に興味を持ちました。
野辺山には、ミリ波用としては今も世界最大の45m鏡があります。
電波天文学は、可視光以外の「大気の窓」を通して宇宙を観測する手段として
電波、特にミリ波(波長が1~10mm)を用いています。
可視光と違う波長を観測できるので、分子に固有の放射の観測範囲も、その分だけ広く観測できます。

振り返ってみると、私と「大気の窓」の付き合いは、意外に長くなっていました。

一昨日、日本の観測史上最高気温が、熊谷市で観測されました。

その記録は、41.1℃でした。

 

熊谷市では、一昨夜の午後10時前から風向きが北寄りに変わりました。

この風向きがフェーン現象を起こし、14時20分に40.8℃(10分毎値)を記録しています。その後、17時頃を境に風向きが南寄りに変わり、日照時間が短くなるとともに気温も下がりました。

1時間値を見ると、このような経過が分かります。

 

     22日    23日

13時 36.0℃  39.8℃

14時 36.8℃  40.0℃

15時 36.8℃  39.3℃

16時 36.8℃  39.0℃

17時 36.2℃  37.9℃

18時 36.1℃  35.9℃

19時 34.7℃  34.2℃

20時 33.6℃  32.6℃

熊谷市2018年7月の気温


日中は、前日より3℃くらい高かった23日ですが、風向きが変わった17時頃から一気に気温が下がり、前日と同じか、やや低くなります。フェーン現象による高温だったことが、ここからも分かります。



ニュースでは、世界各地で異常高温が観測されているようです。

ただ、メディアは、目的に合わせた報道をしがちなので、割り引いて捉える必要があります。

そうは言っても、ノルウェーの北極圏で33.5℃が観測されたとの情報には驚かされます。

一方で、カナダのニューファンドランド島では、6月26日に積雪を記録しています。

北極を周回する気流の蛇行が激しいのでしょう。

 

 

 

日本では、過去2年は猛暑が少なかったのですが、その理由の一つが、PM2.5でした。

今夏は、中国からのPM2.5は日本を逸れており、PM2.5による薄い雲が作られることがなく、快晴の日が増えています。

高温の要因の一つが、日射量が増えていることとも関係していると思われます。
東京の7月 8月の気温と日射量の関係をグラフにしてみました。

 日射-気温相関

日射量と気温の相関係数は、0.89もあります。
グラフを見れば、明らかです。
PM2.5の影響はともかく、2015年から2017年の夏が比較的低温だったのは、日射量が少なかったためであることは確かです。



まあ、関東地方の1月の大雪だけで「地球は寒冷化している」と言っていた人々を黙らせるだけの高温であることは間違いなさそうです。

まあ、国内でも日本海側は例年より雪が少なかった地域もあり、都心の雪だけで寒冷化を喚いていたのですから、相手にするのも馬鹿らしいレベルでしたけど・・

 

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