豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (風の谷の生活)

カテゴリ: 地球温暖化

1992年6月、リオデジャネイロで開催された「環境と開発に関する国際連合会議」(通称:地球サミット)において、当時12歳だったセヴァン・カリス・スズキさんは、6分間のスピーチを行っています。
 
 
 
当時12歳だった彼女は、今は38歳になりました。(今年39歳)
今は、カナダの先住民系の男性と結婚し、二人の子供をもうけています。
 
 
彼女が「世界を沈黙させた」と評される演説をしてから、28年。
私たちは、何を成し遂げられたのでしょうか。
私たちは、指導者は、28年前の彼女に胸を張って言える事はあるのでしょうか。
 
2015年6月29日、15歳のシューテズカトル・ロスケ・マルティネスさんが、
国連において演説を行いました。
 
「現在、僕たちの世代は存亡の危機にさらされています。
過去20年の間に行われた交渉では、
気候変動を改善するための対策についてほとんど合意できていません」
 
10代の子供たちにとって、現状から見える未来は、暗いのです。
それは、世界の指導者が、一向に改善の方向への舵を切らないからでしょう。
 
 
過去を振り返っても仕方ないと思います。
これから、私たち大人は、何をしなければならないのでしょうか。
一つ思い付けば、それを行動に変える。
そんな程度から始めるしかありません。
みなさん、一緒に頑張っていきましょう。
 

当blogでは、これまでも、地球温暖化が進むと台風が弱くなると述べてきました。
 
御存じの通り、世間では温暖化と共に「スーパー台風」という名の巨大台風が増えると言われているにもかかわらず、なんと、私は、地球温暖化で台風は弱くなると言い続けているのです。
私が「台風は弱くなる」言い張る根拠の一つは、過去の台風が徐々に弱くなってきている統計データです。
特に、名前が付くような巨大台風は、過去50年間、一度も日本に上陸していません。
 
今回、温暖化とともに台風が弱くなる根拠を、もう一つ揚げておくことにしました。
 
まず、本当に「地球は温暖化している」のかです。
 
イメージ 1
 
上のグラフは、観測開始からの気温の変化を、潮岬と東京について調べたものです。
一目瞭然!
説明の必要はないでしょう。
明らかに、気温は上昇傾向にあります。
 
次は、先日もお見せした相対湿度の変遷です。
 
イメージ 2
 
気温の上昇とは逆に、湿度は低下傾向にあります。
さて、湿度は、飽和水蒸気圧に対する水蒸気圧の比率ですから、水蒸気圧が増えていても、気温の上昇が早ければ湿度は下がることもあります。
ですので、気温を加味して、水蒸気圧の変化を調べてみました。
 
イメージ 3
 
潮岬は、僅かに低下傾向を示していますが、水蒸気圧に大きな変化はありません。
これに対し、東京の水蒸気圧は、もう少し明確な低下傾向にあることが分かります。
 
台風は、豊富な水蒸気がもたらす膨大な潜熱をエネルギー源にしています。
台風のエネルギー源である水蒸気は、地球温暖化によって少しずつ減少する傾向であることが分かります。
これらのデータは、日本付近の傾向でしかありませんが、少なくとも「気温が上昇すれば水蒸気量が増える」ような単純なものではなさそうです。
 
気温が上昇すると水蒸気圧が下がっていく理由は、私にはさっぱりわかりません。
今後は、その辺りにメスを入れられればと思います。
 
現時点では、「地球温暖化が進んでも、台風は強くなるとは限らない」ということ。
そして、「地球温暖化による気候の変化は、単純ではない」ということでしょう。
 

以前、ACジャパンのCMで流れていたCMです。
 
「私たちは、このまま今の暮らしを続けられます。
地球が二つあればの話ですが・・・」
 
 
ちょっと楽天的な気がします。
 
2030年頃には地球二つ分の資源を消費し始めると言っているようですが、
それは一部の資源に限った話です。
 
例えば、
地球温暖化による天候不順による減産がなければ
2030年の時点で食糧は不足しないのではと、私は考えています。
もちろん、
天候不順がない場合、地球全体として、食糧はギリギリ足りるとの意味で、
日本では食糧難が始まっているかもしれません。
 
 
それより
環境負荷は深刻なように思います。
人類の生き残りを考えるなら、最悪を想定しなければなりません。
地球が2個どころではない状況もあるのです。
 
現に、CO₂排出量は、地球環境の処理能力の2倍を超えつつあります。
しかも、日本に限れば、
一人当たりのCO₂排出量が世界平均の2倍ですから、
世界中で日本人と同レベルの生活を始めれば、
地球は4個必要なのです。
 
 
 
政府は、
「2030年までにCO₂排出量を27%削減する」
と呑気なものです。
27%を削減しても、地球は3個必要なのです。
 
本当は、
「2030年までにCO₂排出量を27%にまで削減する」
ことを目標にしなければならないのです。
 
大丈夫か? 日本
 

地球に生命が誕生して38億年余り。
これまで、生命は5回の大量絶滅を経験してきました。
そして、まさに今、6回目の大量絶滅が始まっているのです。
 
 
最初の大量絶滅は、約4億4400万年前にありました。
オルドビス期からシルル期へと移る際に起きた大量絶滅で、85%の種が絶滅したとされています。
原因ははっきりしていませんが、6000光年以内で起きた超新星爆発によるガンマ線バーストを受けたことが原因とする説があります。
 
 
二度目の大量絶滅は、約3億6700万年前にありました。
デボン紀から石炭紀へと移る際に起きた大量絶滅で、82%の種が絶滅したとされています。
こちらも原因ははっきりしていませんが、気候の急変(寒冷化)と海洋の無酸素化が原因ではないかと考えられています。
 
 
三度目の大量絶滅は、約2億5100万年前にありました。
ベルム期(古生代)から三畳紀(中生代)へと移る際に起きた大量絶滅で、史上最悪である96%の種が絶滅したとされています。
やはり原因ははっきりしていませんが、スーパープルームとその影響による気候変動が原因と考えられています。
 
 
 
四度目の大量絶滅は、約1億9960万年前にありました。
三畳紀からジュラ紀へと移る際に起きた大量絶滅で、76%の種が絶滅したとされています。
これも原因ははっきりしていませんが、隕石の落下、また大西洋の中央海嶺における火山活動が関連していると考えられています。
 
 
 
五度目の大量絶滅は、誰もが知っているとおり、約6550万年前にありました。
白亜紀(中生代)から古第三紀(新生代)へと移る際に起きた大量絶滅で、70%の種が絶滅したとされています。この時、恐竜が絶滅したことが知られています。
原因は、中米のユカタン半島付近に落下した隕石によるものと考えられています。
 
 
さて、6回目の大量絶滅の原因ですが、人類活動が影響しているとされています。
 
スタンフォード大学、プリンストン大学、カリフォルニア大学バークレー校の研究では、100年間で1万種の生物種のうち2種類の哺乳動物が絶滅すると仮定した結果、20世紀の脊椎動物の平均消滅速度は、生物種の消滅に関する最も控えめに見積もったとしても、人類の活動がなかった頃の最大114倍にあたるペースと、結論付けました。
 
一言付け加えるなら、人類が6回目の大量絶滅を引き起こしたとしても、地球の生命が絶滅することはありません。必ず、生き残る種があり、大量絶滅後の地球に一気に広がっていくことでしょう。
ただ、6回目の大量絶滅後に人類が生き残っている可能性は、ほぼゼロでしょう。
つまり、私たち人類は、私たち自身のために、6回目の大量絶滅を回避する努力をしなければならないのです。
 

PM2.5の影響か、近年の日本では、曇天が増えているようです。
 
PM2.5の発生源の多くは、御存じの通り、中国にあります。
では、中国の工業化が急速に進む前はどうだったのでしょうか。
中国の工業化が進む前の状態を調べれば、地球温暖化の傾向を読み解くことができるかもしれません。
 
そこで、過去の日照率(昼間の時間に占める日照時間)を調べてみました。
下図は、東京と潮岬の日照率を、観測開始からの100年以上について、グラフにしたものです。
 
イメージ 1
 
明らかに、日照率が低下しているのが分かります。
また、近年だけが急激に変化していると言うより、長期的に日照率が低下しているのが分かると思います。
 
これを見ると、当然、温暖化によって水蒸気が増え、曇天が増えているのではないかと考えると思います。
私も、その一人でした。
そこで、相対湿度を調べてみました。
 
イメージ 2
 
正直なところ、この結果には驚きました。
東京は、都市化の影響が出ている可能性がありますが、大都市圏から離れていて、周囲を海に囲まれている潮岬でも、同じ傾向にあることは、意外でした。
 
相対湿度は、その気温における飽和蒸気圧に対する実際の蒸気圧の割合です。
上昇する気温を加味して、相対湿度から水蒸気圧の変化を調べたのですが、水蒸気圧はほぼ変化はしておらず、僅かに減少傾向(乾燥化)にありました。
 
ちょっと、意外な結果でした。
 

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