新・風の谷の生活

食糧自給率の向上を目指して!

カテゴリ:地球温暖化 > 原子力発電

経済産業省は、
2016年7月時点で運転を始めてから40年を超える原発7基について、
電力会社が廃炉を選んだ場合、1基あたり平均210億円ほどの損失が生じると
対象は、関西電力美浜1、2号機(福井県)、高浜1、2号機(同)、
日本原子力発電敦賀1号機(同)、中国電力島根1号機(島根県)、
九州電力玄海1号機(佐賀県)です。


ところで、CO₂を処分するために必要な費用は、いくらぐらいかかるのでしょうね。
計算したことも、調べたことも、ありませんが、石油代金より高いと思いませんか。
 
原発は、再稼働しても、再稼働しなくても、いずれ廃炉にしなければなりませんよね。
再稼働した場合、CO₂の排出を抑えられるのだから、CO₂処分費用は減るので
その費用も加算すると、210億円じゃなくて莫大な金額になりそうです。
 
近い内に、CO₂処分費用を計算してみますね。
ただ、人工的な処理方法が難しいですね。
CO₂は化学的に安定していますから・・・

アメリカのロッキード社が、小型核融合炉の開発に乗り出しています。
「核融合において、飛躍的進歩を果たした」として、トラックの荷台に納まるほど
小型化が可能になったそうです。
しかも、最初の実用的な原子炉は、10年以内に準備が終わるとしています。
 
原子炉の形式は発表されていませんが、複数タイプの磁場封じ込め方式を組み合わせたもののようです。
燃料は、重水素と三重水素の核融合で、出力は、10万kWとしています。
この方式では中性子が出ますが、将来的には燃料を変更することで、中性子が出ないようにできるとしています。
中性子は、遮蔽が必要であると同時に、遮蔽材を放射化してしまいます。
このため、放射性廃棄物を生み出すことになります。
また、三重水素は、β崩壊する放射性物質でもあります。
ただ、使用済み核燃料は放射性を持たないので、大気中に出ても問題ありません。
 
将来的には、核分裂方式の原発は、核融合の原発に変わるべきです。
それは、安全性の面でも、核燃料の供給の面でも!
 

あなたは原発事故で死にたいですか?
 
100人に聞けば、100人とも原発事故では死にたくないと答えるでしょう。
 
では、
あなたは津波や地震で死にたいのですか?
あなたは交通事故で死にたいのですか?
あなたは殺人で死にたいのですか?
あなたはテロで死にたいですか?
あなたは戦争で死にたいですか?
あなたは餓死したいですか?
 
少なくとも、私はどれでも死にたくないです。
老衰は避けられないとしても、できることなら病気でも死にたくはありません。
(癌患者ですが、できることなら癌でも死にたくはありません)
 
 
現在の日本では、死因の第一位から第四位までは病死です。
死因の第五位は、老衰です。
この順位は、日本が幸せな国だと示しています。
第六位は、不慮の事故です。(交通事故や業務上の災害など)
第七位は、自殺です。
第八位から第十位も、病死です。
 
ここまでで、死因の80%以上になります。
これ以降も、病気が続きます。
 
 
殺人ですが、年間400人程度です。
テロや戦争で亡くなる方はいません。
 
異論は多いでしょうが、
福島第一原発事故の直接的な原因で亡くなった方もいません。
 
 
例えば、交通事故では、年間4500人が亡くなります。
最も多い時期の4分の1まで減らしました。
多くの犠牲と研究開発の成果でここまで減らしましたが、
今も多くの人が傷付き、亡くなっていきます。
それでも、「自動車を廃止しろ」との声は、ほとんど聞こえてきません。
 
なぜでしょうか?
 
自動車が私たちの生活に必要だと、分かっているからです。
だから、交通事故のリスクに甘んじているのです。
 
原発はどうでしょうか。
間違いなく地球温暖化対策の最大の武器になるのに、それが理解されていません。
温暖化対策は、待ったなしの状況なのに、それが理解されていません。
温暖化は食糧不足を引き起こし、死因の上位に餓死が上がってくるかもしれません。
 
「食糧不足や地球温暖化対策は、科学技術が進めば解決できる」と思っている方。
この記事を見てください。
 
 
では、改めて伺います。
あなたは餓死したいですか?
 

2012年7月23日、地球至近を猛烈な太陽風が吹き抜けていきました。
この太陽風は、1989年にカナダ・ケベック州で大停電を発生させた太陽風の2倍におよび、155年前の「キャリントンフレアにも匹敵する威力があった」と、NASAが発表しました。
 
カナダは、北磁極に近いため太陽風の影響を受けやすい、地理的に送電線網が長い等、太陽風による停電が発生しやすい条件が揃っています。
そのために、大規模な停電になってしまったのかもしれません。
でも、電力の安定性のための取り組みが浅い場合、太陽風とは関係なく大停電になる危険性が増大します。
 

1987年7月23日、首都圏で大規模な停電が発生しました。
この停電の直接の原因は、猛暑による冷房需要の増加でしたが、隠れた原因にインバータ・エアコンがありました。
通常、需要が増えると、発電機の負荷が重くなるので回転数も落ちます。
発電機の回転数は周波数と一緒なので、エアコンの交流モータも回転数が落ちます。
モーターの消費電力は、回転数に比例するので、回転数が落ちることで需要が減り、発電量と釣り合うところで周波数の低下は止まります。
ところが、インバータ・エアコンは、周波数が落ちても消費電力は落ちません。
なので、周波数はドンドン低下し、最後には発電機が電力系統から脱落していきます。
これが、首都圏大停電の経過でした。
 
インバータが一般化した現在では、電力系統は、発電側が必要時に必要なだけ発電するための十分な余力を持っていなければ、安定的に電力を供給することはできないのです。
 
 
今、原発廃止論が趨勢を占める勢いです。
原発は、出力を変化させる発電所ではありませんが、一定の出力を出し続けてくれます。
これに置き換えようというのが、出力を制御できない自然エネルギー発電です。
 
需要は変化するものです。
需要に合わせて変化させるのが、発電です。
その発電を制御できない自然エネルギーに任せると、どうなってしまうのか、誰にでも分かると思います。
 

脱原発派の主張の基になっているのは、
節電が進んで原発の大半が停止している今も電力が足りている事実でしょう。
 
2011年夏の東京電力管内の節電は、次のように発表されています。
 大口需要家 29%削減
 小口需要家 19%削減
 一般家庭   6%削減
 
2011年夏は、前年より1℃以上も気温が低く、冷房需要が減っていました。
一般家庭では、実はほとんど節電できていなかったのです。
大口、小口の需要家は、東京電力管外への生産拠点の移動で節電しました。
前年同量の生産を行っていたら、節電は一般家庭と大差なかったでしょう。
 
2011年以降、円高もあって、生産拠点は海外へと移っていきました。
原発を止めても電力が足りるのは、生産拠点が海外移転したためです
 
これが、節電の実態なのです。

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