豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

カテゴリ:自給自足型農業 > 栄養源


含有など
 タケノコととγーアミノ酪酸(GABA)
 ユーグレナの栄養価

 温暖化が米に影響


摂取量など
 WHOが、佐藤の摂取量に関する新ガイドラインを発表
 暑さには牛乳・・・だそうです
 くる病とビタミンⅮ


作物の毒・危険な山野草
 毒の山野草について
 ジャガイモ毒素の遺伝子発見


調理&食材など
 タケノコは奇数年の根元から
 水田で飼う食用生物

 昆虫食
 昆虫食2(こおろぎ)
 昆虫の御味は?

 カラス食

 粽(チマキ)
 えのき氷
 ガストリック
 甘味料はどうしましょうか?
 昆虫ソース

 絶滅危惧種! 太平洋クロマグロ


「穂先タケノコ」は、γ-アミノ酪酸の含有比率が一般のタケノコより高いと、
県森林研究所と県食品研究所の調査で分かったそうです。
γ-アミノ酪酸は血圧降下や精神安定作用があるとされています。

穂先タケノコは、
1~3メートルに育ったタケノコの上部30センチ~1メートルを
煮物などにして食べます。
 
食味成分や採取する大きさ、食べられる部分などの情報が少なかったため、
氷見市指崎と上市町須山で採取したタケノコと穂先タケノコについて、
食味に関する23種類の成分の含有量や比率を比較しました。
その結果、
食味成分の重量当たりの総量はタケノコの半分以下でしたが、
γ-アミノ酪酸の含有比率はタケノコより高い事が分かりました。
竹は繁殖力が強く、森林を荒らします。
「豊葦原中津谷」でも、
耕作放棄地を中心に竹林が広がり、手が付けられない状態になっています。
ただ、「豊葦原中津谷」の食糧消費量は僅かなので、竹の繁殖を抑えられるか不安です。
 

ー P S ー
このニュースソースでは、「のこぎりで切り落とす」と書かれていましたが、
スキ等で叩けば簡単に採れます。
 

WHOが、砂糖の摂取量に関する新ガイドラインを発表しました。
砂糖摂取量は、摂取する総カロリー量の10%未満が望ましいとしていましたが、
新ガイドラインでは、従来の半分の5%未満に厳格化した。
食生活と関連する生活習慣病の予防には、5%未満がより望ましいのだそうです。
5%は、砂糖換算だと25グラムでティースプーン6杯分です。
 
農畜産業振興機構によると、
砂糖とデンプン由来の異性化糖をあわせた日本人の糖類摂取量は66グラムです。
総カロリー量に占める割合は、約13%になります。
 
 
さて、「豊葦原中津谷」では、基本的には穀物からカロリーを得ようと考えています。
私は、甘いものが大好きなので、砂糖を使ったお菓子を作りたいとも思っています。
ただ、WHOの指針は、癌を経験しているだけに、身に染みるところです。

昨日、御近所から粽(ちまき)を戴ききました。
親戚から送られてきた品物の御裾分けでした。
早速、きな粉をまぶして、美味しくいただきました。
 
さて、
チマキは、スーパーでも売っていないことが多く、知らない方も多いことでしょう。
それなら自分で作ろうと思う方は、ネット上でいっぱい公開されているので、
チャレンジしてみてはいかがでしょう。
 
ただ、老人に作り方を聞いてみると、ネット上の作り方とは少し違っています。
簡単に書くと、次のような手順です。
1.木灰を水に溶く。
2.底に穴を開けた鍋で濾す。
3.濾した水の上澄みをすくう。
4.上澄みで笹の葉に包んだもち米を炊く。
 
「豊葦原中津谷」では、もち米を作れるように水田を復活させたいとは思っていますが、
復活には時間がかかるというか、できないかもしれないとさえ思っています。
木灰も、日常的に出るようなスタイルにはならないだろうと思います。
自力で作ってみたいのですが、笹の葉以外は揃いそうにありません。
 
 
ところで、江戸時代には、粽(チマキ)は参勤交代で持参したのだそうです。
具体的にどんな風に粽を利用したのか、詳細は存じませんが、粽は保存食でもあるので、参勤交代の持参食としたのかもしれませんね。
 

これからの季節、「熱中症」が気になるところです。
農作業は、炎天下での作業となりますが、都会育ち?で虚弱な私には、「熱中症」は特に気になるところです。
では、暑さに強い体とは、どんな体なのでしょうか。
 
私たち哺乳類は恒温動物の代表ですが、実は、汗を掻くのは人間以外にはほとんどいません。
私たちは、汗を掻いて皮膚表面から蒸散させたり、皮膚の血流を増やし、皮膚表面から熱を放散させます。
つまり、すなわち皮膚の血管が広がりやすく血流が増えやすい人、汗をかきやすい人ほど、暑さに強いと言えます。
 
では、暑さに強い体になるためには、どうすれば良いのでしょうか。
方法の一つとして、30~60分間のややきつい運動をした直後に、糖質や乳たんぱく質を多く含む乳製品を取れば良いのだそうです。
牛乳ならコップ1~2杯です。
運動後に乳製品を取ると暑さに強い体になるのは、血液量が増えるからです。
血液量が増えると、心臓は多くの血液を皮膚に流すことができ、汗を作る汗腺にも汗の原料となる水分、電解質が行き渡り、汗をよくかけるのです。
 
血液量が増えると暑さに強いことは分かりましたが、運動直後の乳製品摂取で血液量が増える理由は何でしょうか。
運動の直後、肝臓ではアルブミンの合成が進みます。
合成されたアルブミンは血液中に放出されますが、分子のサイズが大きいので血管外に出にくいため、血液の浸透圧が上昇します。
結果、血管外から水分を引き込み、血液量が増加するのです。
アルブミンの原料はたんぱく質なので、たんぱく質を多く含む乳製品を運動後に摂取することで血液量を増やし、皮膚の血流量を増やしやすくなるのです。
 
 
「豊葦原中津谷」ですが、牛乳の生産は考えていません。
と言うのも、牛1頭から取れる牛乳は自給自足に必要な量をはるかに超えていますし、切れ目なく牛乳を自給するには年齢の異なる牛2~3頭を飼う必要があるので、到底消費しきれない牛乳が生産できてしまいます。
また、「豊葦原中津谷」の農地は、牛1頭分の飼料を生産できないくらいに狭いという問題もあります。
つまり、物理的に牛乳の自給は難しいということです。
 
暑さに強い体を作るためには、乳製品でなくても、たんぱく質を多く含んでいれば良いので、大豆等から摂取することを考えています。
 

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