豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

カテゴリ:自給自足型農業 > 栄養源

子どもの骨の発育不良を起こす「くる病」が増えているそうです。
 
「くる病」は、子どもの骨が軟らかいまま十分に成長できず、手足の変形や発育不全を引き起こす病気です。
原因は、カルシウムを取り込む際に必要なビタミンDの不足とされています。
では、「くる病」が増えている理由は何なのでしょうか。
 
紫外線を皮膚に浴びると、体内でのビタミンDの合成が進みます。
ですが、紫外線が皮膚がんにつながることへの不安が高まり、外出を控えたり、日焼け止めを塗ったりして、過度に紫外線を避けるようになったため、ビタミンDの合成が行われなくなったのではないかと、考えられます。
 
 
本blogでは、不足栄養素2(ビタミンB12とビタミンD)で書いたように、ビタミンDの摂取は海産物を考えています。
また、農作業を行うので、日焼け止めをしても十分すぎる紫外線を浴びることになるはずです。
 
ところで、必要な日光浴の量は、夏なら木陰で30分、冬なら顔や手に太陽を当てて1時間もあれば十分なのだそうです。
 

先日、ビタミンDを話題にしたので、少し踏み込んでみることにしました。
 
厚生労働省の栄養素毎の摂取基準を見ると、概ね、一日に5.5μgを摂取すれば良いとされています。(下表参照)
 
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ビタミンDに限りませんが、各栄養素は摂取の上限があります。
過剰に摂取した場合、健康に悪影響を及ぼす危険性があることを忘れてはならないでしょう。特に、サプリを使用する際には、過剰摂取の危険性があります。
厚労省でも、サプリの一般化を受けて、耐用上限量を指導しています。
ビタミンDの場合、100μgを上限としています。
 
 
ちょっと余談ですが、
食糧危機の救世主として期待されているユーグレナ(ミドリムシ)の栄養価を調べてみました。
 
イメージ 2
 
ビタミンDは、ユーグレナ100g当たり23.8mgも含まれているようです。
(たぶん、単位を間違えている?)
これは、摂取上限の238倍に相当します。
と言うことは、ユーグレナを400mgも食せば、ビタミンDは過剰摂取になってしまう事になります。
ちなみに、400mgは、錠剤2錠分程度です。
 
この表は、額面通りに受け取ることは危険でしょう。
 
ユーグレナの栄養価は、良いデータが見つかったら検証してみるつもりです。
 

子供の頃、よく父とワラビを採りに行っていました。
斜面の下から、ワラビを探しながら登っていった記憶が、今も残っています。
田舎育ちの父は、ワラビ採りも早く、私の倍のペースで採っていました。

父の田舎、つまり豊葦原中津谷は、ワラビは多くありません。
その代り、フキが多く、右を見ても左を見てもフキだらけです。


最近、山野草での事故が増えているようです。
野生動物による被害もありますが、毒草を間違えて採取してしまう事も多いようです。

山野草の中には、毒草に似たものも少なくありません。
毒草に似ている山野草を表にしてみました。

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写真は、添付していません。
山野草に詳しくない私は、間違った写真を載せても気付けません。
人の健康、場合によっては命にも関わるので、写真の添付はしないことにしました。


さて、山野草は、進化の過程で毒草に似ていきます。

毒草に似ている山野草は、毒草を警戒する動物による食害を逃れることができるので、生き残る確率が他の山野草より高くなります。
毒草に似ている山野草は、少しずつ増えていくわけです。

山野草採りには、毒草には注意してください。
また、私有地に無断で入ることもしないようにしてください。


「豊葦原中津谷」では、ジャガイモの栽培をする予定があります。
そのジャガイモですが、芽に毒があることは知られていますが、
その毒素の遺伝子が発見されたそうです。
 
理化学研究所、キリン基盤技術研究所、大阪大学等の研究チームが、
ジャガイモの天然毒素の剛性に関わる遺伝子を発見したのだそうです。
ジャガイモの毒素であるαーソラニン等は
「ステロイドグリコアルカロイド」の一種で、
コレステロールからできています。
研究チームは、
「SSR2」遺伝子が作る酵素がコレステロール合成に関与していることを
酵母の実験で発見したのです。
 
ジャガイモの毒素は「α―ソラニン」や「α―チャコニン」で、
食べると吐いたり、下痢や腹痛、頭痛を起こしたりします。
今回の発見を応用することで、この遺伝子が働かず、
有毒成分が少ない品種を開発できる可能性があるということです。
 
遺伝子組み換えでこの遺伝子が働かないジャガイモを作ったところ、
ステロイドグリコアルカロイドの量が通常の1割に減らすことにも成功したそうです。
ジャガイモに有毒なアルカロイドが含まれる理由は特定されていませんがいが、
植物のアルカロイドは昆虫や動物による食害を防ぐ効果があると考えられています。
ジャガイモは、やせた土地で育ち、かつ栄養価も高いので、 
病害虫が発生しやすい作物です。
その自衛機能として、毒素を持つのかもしれませんね。
もしそうなら、毒素を作る遺伝子は、そのままの方が「豊葦原中津谷」の栽培方法には
むいているように思います。
 

砕いたエノキダケを煮詰めた後に凍らせた食材だそうです。
JA中野市が商品化しました。
味噌汁や煮物、カレー等に、凍ったまま入れて使うそうです。
 
健康や美容に良いとされているようですが、
栄養バランスを崩すような摂取は逆効果でしかありません。
この辺りは、注意して使うべきでしょう。
 
エノキダケさえ入手(栽培)すれば、調味料として使えるメリットがあります。
というわけで、作り方です。
 
★材料:エノキダケ300g
    水    400g
★道具:製氷皿  2枚
 
☆作り方
 (1)エノキダケの石づき(約1.5cm)を除き、ざく切りにする。
 (2)ミキサーにかけてペースト状にする。(約30秒) ※1
 (3)鍋にペーストを入れて掻き混ぜながら煮詰める。(約60分) ※2
 (4)粗熱を取る。
 (5)製氷皿に移し、冷凍庫で凍らせる。
 ※1:始める前に1時間程度 日光に当てるとビタミンD₂が増える。
 ※2:煮詰めると、煮詰める前の7割程度になる。
 

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