豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

カテゴリ: 癌日記

16日夕、NHKの『ひとモノガタリ』で、「“がんになって良かった”と言いたい〜京大生のSNS闘病記〜」が放映されました。
2016年に胸の胚細胞腫瘍、18年に急性リンパ性白血病を宣告された京大生のSNSを用いた発信が紹介されました。
この方は、SNSで「がんになって良かった」と発信しています。

同じ16日、サンドウィッチマンの『病院ラジオ「がん専門病院編」』が再放送されました。(本放送は8月7日)
二日間の限定で病院にラジオ局を開き、病院の入院中や来院した患者をゲストに、トークとリクエスト曲を贈る企画です。
白血病のように若い世代に多いがんもあり、出演した患者も10代が少なくありませんでした。
また、五人の子供を持つ女性もおられました。

共通するのは、明るさと強さです。そして、夢や希望を持っていることです。



私は、五年生存を果たした癌患者の一人です。
癌が見つかった時のことを思い出すと、恥ずかしくなります。
初期の癌であることは、わかっていました。転移もないだろうと、わかっていました。
また、死ぬわけにはいかない状況にありました。
ですが、精神的に落ち込み、食欲がなくなり、体重も何キロか減少しました。家族にも心配をかけました。
入院して、手術すると、気持ちは前向きになりました。むしろ、観念したというところでしょう。

こんな私が言えることは、「検査を受けなさい」と。
早く見つけて早く治療する!
簡単なことです。
癌が見つかれば、怖いし、辛いし、気持ちも落ち込みます。
ですが、早期に治療すれば治ります。
治療すれば、「がんになって良かった」と言えなくても、気持ちは前向きになれます。
がん検診を受けていない方は、検診を受けてください。
異常が見つかったなら、精密検査を受け、そして治療してください。


ささやかな希望の実現を目指す伊牟田より

昨年末に大腸癌が発覚し、今年1月に手術を受けた阪神の原口文仁選手は、6月4日に公式戦復帰出場を果たしました。

原口選手は、交流戦の初戦のロッテ戦で、9回1死三塁から代打で出場しました。
そして、見事にタイムリー・ツーベースを打ち、追加点を上げました。
この時、ロッテの鈴木大地選手は、原口選手が打ったボールを阪神ベンチに渡しました。
復帰後初安打の記念ボールとできるように、渡したのだそうです。
この粋な計らいが話題になっています。

原口選手が元気に復帰したことは、癌で闘病する方々へのプラスのメッセージになります。
今後も、選手生命の最後まで、元気にプレーを続けて欲しいと思います。



が、6日の対ロッテ最終戦では、井上選手へのデッドボールを切っ掛けに、両軍選手がグラウンドに飛び出して騒然となりました。このため、警告試合となってしまいました。
これもプロ野球と言えば、そうなのですが、二日前の復帰安打と美談が霞んでしまったようで、少し残念な気分です。

元 国立天文台長の海部宣男さんが、13日、膵臓癌で亡くなったそうです。

海部宣男 国立天文台名誉教授は、ミリ波望遠鏡としては24年間に渡って世界最大口径だった(2006年にメキシコ シエラネグラ山(口径50m)に抜かれた)野辺山宇宙電波観測所の口径45m鏡の建設に携わった方です。後には、ハワイ マウナ・ケア山頂のすばる望遠鏡(赤外線)、チリ アタカマ砂漠のアルマ望遠鏡(ミリ波、サブミリ波)の建設にも関わっておられます。

私の手元には、氏の著作の「電波望遠鏡をつくる」があります。
野辺山宇宙電波観測所(NRO)にも、何度か脚を運びました。
私にとっては、身近に感じる研究者でした。
享年75歳は、まだもう一働きしてほしい年齢に思え、残念でなりません。


さて、癌に関しては、堀ちえみさんが食道癌を公表されました。
幸い、ステージIだそうで、4月16日に手術を行うそうです。
是非、回復してほしいものです。

昨日、堀ちえみさんが口腔ガンの闘病中であることを公表されました。
ステージ4とのことですので、厳しい闘いになってしまうのかもしれませんが、寛解を目指して頑張ってほしいと思います。

先日の池江璃花子さんの白血病の公表もそうですが、有名人が公開した病気は、是非、治してもらいたいのです。
同じ病気で苦しむ患者にとって、病気が治ることを示してほしいのです。特に、アスリートの闘病は、その成功が同じ病気で苦しむ人々にとってメッセージになります。
逆に、病気に負けてしまうと、マイナスのメッセージになってしまいます。

闘病されている有名人には無理難題になるかもしれないのですが、池江璃花子さんにしても、堀ちえみさんにしても、是非、良くなって戴きたいと思います。

今日、競泳の池江璃花子さんが白血病を発表しました。
水泳界も、世間も、そして世界でも、大きな驚きと衝撃が拡がっています。
個人とリレーを合わせて18もの日本記録を持つのですから、当然なのかもしれません。
母国開催のオリンピック・イヤー前年でもあり、御本人が公表を決断されたようです。
余分な詮索を防ぐための決断だったのでしょう。


私も、癌経験者です。
癌を宣告された時、しばらくの間は食欲が落ちました。
これは、病気のせいではなく、精神的なものでした。

まだ18歳。
しかも、母国開催のオリンピックを目の前にしての発病ですから、どれほどの精神的なダメージがあったのか、想像さえできません。


まずは治療して、完全に治してもらいたいと思います。
健康な体を取り戻したら、そこから再スタートです。
これは、病気と闘うすべての人に共通することだと思います。

↑このページのトップヘ