豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

カテゴリ: 癌日記

昨日、堀ちえみさんが口腔ガンの闘病中であることを公表されました。
ステージ4とのことですので、厳しい闘いになってしまうのかもしれませんが、寛解を目指して頑張ってほしいと思います。

先日の池江璃花子さんの白血病の公表もそうですが、有名人が公開した病気は、是非、治してもらいたいのです。
同じ病気で苦しむ患者にとって、病気が治ることを示してほしいのです。特に、アスリートの闘病は、その成功が同じ病気で苦しむ人々にとってメッセージになります。
逆に、病気に負けてしまうと、マイナスのメッセージになってしまいます。

闘病されている有名人には無理難題になるかもしれないのですが、池江璃花子さんにしても、堀ちえみさんにしても、是非、良くなって戴きたいと思います。

今日、競泳の池江璃花子さんが白血病を発表しました。
水泳界も、世間も、そして世界でも、大きな驚きと衝撃が拡がっています。
個人とリレーを合わせて18もの日本記録を持つのですから、当然なのかもしれません。
母国開催のオリンピック・イヤー前年でもあり、御本人が公表を決断されたようです。
余分な詮索を防ぐための決断だったのでしょう。


私も、癌経験者です。
癌を宣告された時、しばらくの間は食欲が落ちました。
これは、病気のせいではなく、精神的なものでした。

まだ18歳。
しかも、母国開催のオリンピックを目の前にしての発病ですから、どれほどの精神的なダメージがあったのか、想像さえできません。


まずは治療して、完全に治してもらいたいと思います。
健康な体を取り戻したら、そこから再スタートです。
これは、病気と闘うすべての人に共通することだと思います。

今日は、最後の術健診を受けてきました。

昼前に家を出て、病院に向かいました。
乗り継ぎが非常に悪かったのですが、午後1時前には病院に着けました。
今日は、腹部CTです。
腹部CTは造影剤を使うので、血液検査をして結果が出るまで30分ほど待つ必要があります。また、喘息があると、造影剤に過敏に反応することがあるので、事前に確認されます。ですが、先週に来た際に血液検査が終わっているので、受付を済ませると、予定より早くCT撮影となりました。

いつも感じるのですが、人類の血流の速さは凄いですね。
以前にも書いていたと思いますが、造影剤が全身に拡がっていく速さは凄いです。左腕の静脈から造影剤が入るのですが、上大静脈から右心房・右心室と流れ、肺動脈から肺へ行きます。肺から再び心臓の左心房へと戻り、左心室から全身へと送り出されます。
造影剤は、体が火照るので、全身に拡がる様子を感じる事が出来ます。私の場合、下腹部が特に分かりやすいのですが、造影剤を入れてから30秒足らずで火照りを感じました。つまり、静脈⇒心臓⇒肺⇒心臓⇒下行大動脈⇒毛細血管から組織の中に流れ出るまでが、30秒足らずなのです。
蛇は、血流が遅く、毒蛇に咬まれても毒が全身に拡がるまで時間が掛かるのだそうです。でも、人類なら、1分も掛からずに全身に毒が回りそうですね。

さて、CT撮影後は、いつものようにコンビニでパンを買って食べました。
ひと心地着いた頃、PHSに呼び出され、診察室に行きました。
主治医からは、3mmのポリープがあったが、転移の兆候はなく、今回で終わりにしても問題ないとのことでした。
4親等の親族で癌になったのは、私を含めて5人ですが、私が初めて5年生存を果たしたことになります。
癌の後輩になる父は、来年で5年生存です。父も、今のところ順調なようです。
前述の5人の中で、現時点で存命中は私と父だけです。父も5年生存できそうな雰囲気ですので、私の親族は5年生存率が40%になるのかなと思っています。

5年目の術後健診の1回目を受けてきました。

年に1回は大腸カメラを受けるので、 2日前から指定の検査食を食べていました。
普通に仕事をしているので、お腹が空いて仕方がありませんでした。
それで、1月は3連休明けを狙うようにしています。そうすれば、お腹が空いた状態で仕事をせずに済みますし、食事を足す(消化の良いものを少量食べるのはOK)場合も、自宅なら条件にあった食品を用意しやすいので、助かります。
実は、昨日は、湯豆腐やロールパンを食べています。

さて、今日は最悪でした。
朝から電車が遅れて、病院に予定の時刻に着けるのか、冷や冷やでした。
病院に着いても、なぜか血液検査が混雑していて、20分以上も待つことになりました。
病院に着いて1時間も経った11時半頃から、ようやく大腸洗浄薬を飲み始めました。
洗浄薬を飲んでいる途中で、今度は胸部CTの順番になり、撮影に行きました。胸部CTは、同じフロアにあるので、すぐ近くです。でも、そろそろ洗浄薬が利き始めるころでしたので、ハラハラドキドキでCT撮影に臨みました。(まあ、洗浄薬が効く前に終わりましたが・・・)
そんなこんなで、洗浄薬を飲み終わったのは、午後1時頃でした。

・・・お腹が空いたぁ・・・

洗浄薬の効果は凄まじく、十三回もトイレに行きました。
8回目辺りから、便は綺麗になっていたのですが、看護師さんのOKがもらえたのは11回目だったと思います。時刻は午後1時半頃でした。
でも、5年間で最悪は、続きました。
カメラの順番が回ってくるまで、なんと2時間も待つことになったのです。
順番が回ってくると、検査着に着替えるのですが、着替え終わっても順番にならず、更に40分以上も待たされました。だから、検査が始まったのは、16時半頃でした。病院に着いてから6時間も経過していました。
検査では、鉗子で大腸内の組織を取っていました。

今回も、鎮静剤を使ったので、30分ほど休憩を取りました。

結局、全てが終わった時には午後5時半頃になっていました。
お腹が空いて仕方がなかったので、世の中の主婦が夕飯の準備をしている、このタイミングでお昼にしました。

お昼を食べて帰ったので、家に帰り着いたのは午後8時を過ぎていました。

1週間後、たぶん最後になる検査です。

福島第一原発の事故の影響を調べるために行われている甲状腺結果について、まとめます。
福島県では、県民健康調査を行っています。


第28回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成29年10月23日)について
http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-28.html

県民健康調査 「甲状腺検【本格検査 (検査 2回目 )】
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/238768.pdf

県民健康調査 「甲状腺検【本格検査 (検査 3回目 )】
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/238771.pdf



これをまとめて・・・と言いたいところですが、他からもデータを補完させていただきました。
データは、以下のようになっています。

福島甲状腺癌検査表

注目すべき点は、地域差です。
初回のデータでは、地域差はありませんでした。
その件については、当ブログでも過去に書いています。

http://imutakatumi.officialblog.jp/archives/27576466.html

この記事は、『旧・風の谷の生活』に2014年に書いた記事の転記でした。
そのため、この時点の情報では地域差は見られませんでした。
今回のデータでは、2巡目(2014~2015年)では明らかな地域差が出ています。
3巡目(2016~2017年)は、全数の判定が確定していませんが、類似の傾向が見られます。

福島甲状腺癌地域差

これは、有意な差とみていいはずです。
また、13市町村に多く罹患者が見られることから、福島第一原発事故の影響とみて間違いないでしょう。


これとは別に、避難時期と経路を踏まえた被ばく線量の推定の研究が行われています。
NHKのサイエンス・ゼロで紹介された研究では、甲状腺への影響が心配されるヨウ素131(半減期8日)の被ばく線量を推定するために、ヨウ素129(半減期1570万年)を用いた推定方法が開発されています。
これまでは、セシウム137(半減期30.1年)を用いた推定方法でしたが、ヨウ素131の大気中濃度の変化は、セシウム137の大気中濃度とは異なる変化をする場合があることが分かってきました。

これに、大気シミュレーションを加えて推定の被ばく線量を算出していました。
甲状腺等価線量を算出するには、ヨウ素131の大気中濃度、呼吸で吸い込んだ大気の量、年齢による甲状腺への影響度を加味する必要があります。
番組中では、1歳児をモデルに計算した結果を消化していました。
それが、次です。

甲状腺等価線量

このような研究結果を基に、将来的な甲状腺癌のリスクと対策を考えていく必要があります。
ですが、問題もあります。
一つは、推定値に大きな幅があることです。
また、過大評価をしている可能性もあります。
その要因の一つが、気象です。

小児甲状腺癌と被ばく線量との関係を、アメリカの国立がん研究所の研究者が2017年に発表しています。
被ばく量が0~200mSvで小児甲状腺がんリスクを調べたものです。
番組の中では、一次回帰式の値に基づいた解説がされていました。
50mSvでもリスクがあることが、グラフからも読み取れます。

高いリスクがある以上、精度の高い推定が要求されます。
そのための研究は、速やかに行われなければなりません。



最後に、私は原発再稼働賛成の考えを持っています。
前述のような事実を知っていて、なおかつ、がん患者としての不安も経験しています。
それでも、原発の再稼働は必要だと考えています。
それくらい、地球温暖化のリスクは大きいと考えているのです。

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