豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

カテゴリ:豊葦原中津谷の世界 > 工程管理とノウハウ蓄積

今回は、工程管理における具体的な優先度について、検討してみたいと思います。
 
下記のようなプロジェクト、タスク、イベントの構成とします。
この場合に、処理する順番を考えます。
親プロジェクト内の各イベントの日限は、上ほど早く、下ほど遅いものとします。
 
 ├親プロジェクト1
 │ ├タスク1        ①
 │ ├子プロジェクト1
 │ │ ├タスク11     ①
 │ │ └イベント11    ②
 │ ├子プロジェクト2
 │ │ ├タスク21     ①
 │ │ └孫プロジェクト21
 │ │   ├タスク211  ①
 │ │   └イベント211 ②
 │ ├タスク2        ③
 │ ├タスク3        ④
 │ └イベント1       ⑤
 │
 └親プロジェクト2
   ├タスク4        ①
   ├イベント2       ②
   ├タスク5        ③
   └イベント3       ④
 
 
処理順は、①~⑤で表しました。
①が非常に多いことに気付くと思います。
同じ処理順の場合、その後ろにあるイベントの優先度に従い、処理順を決めます。
 
次回は、優先度が異なるタスクやイベントの処理順の決定方法を検討します。
 

前回、プロジェクト、タスク、イベントの入力項目について考えましたが、
イベントを軸に優先度を管理すべきと考え直し、前回分を見直すことにしました。
以下は、見直し分です。
 
プロジェクトの入力項目です。
1.所属プロジェクト<省略可>
2.プロジェクト名
3.発生日(開始日)
4.日限 (最終日)
5.依頼元     <省略可>
 
タスクの入力項目です。
1.所属プロジェクト
2.処理順(自動生成の予定)
3.タスク名
4.成果物
5.予想作業時間
6.作業開始予定日<省略可>
7.日限
※作業開始予定日を省略した場合は、所属プロジェクトの発生日を使用する。
 
イベントの入力項目です。
1.所属プロジェクト
2.優先度
3.イベント名
4.主催者
5.招待者<省略可>
6.開始日時
7.終了日時
 
 
工程管理の主要なテーマは、どのタスクから処理していくかを決めることです。
一言にまとめるなら、「各タスクの優先度をどう管理するか」です。
 
これを実現するために、以下の考え方をします。
1.一つのプロジェクトの中では、タスクとイベントはシリーズに処理する。
2.イベントの優先度に合わせて、それ以前のタスクの優先度を決定する。
3.プロジェクト同士は、同列かつ平行に処理する。
 
 
※次は、具体的な優先度の考え方をまとめようと思います。
 

農作業の記録に、工程管理を応用し、実績を残そうと目論んでいます。
そのために、工程管理ツールを自作しようと考えています。
 
前回、工程管理ツールは、プロジェクト、タスク、イベントで構成するとしました。
今回は、プロジェクト、タスク、イベントの入力項目について考えます。
 
 
まず、プロジェクトです。
入力項目は、以下とします。
1.所属プロジェクト<省略可>
2.プロジェクト名
3.優先度
4.発生日(開始日)
5.日限 (最終日)
6.依頼元     <省略可>
※全てのタスクとイベントは、所属するプロジェクトの優先度に支配されます。
 
 
次は、タスクです。
入力項目は、以下とします。
1.所属プロジェクト
2.処理順(自動生成の予定)
3.タスク名
4.成果物
5.予想作業時間
6.作業開始予定日<省略可>
7.日限
※作業開始予定日を省略した場合は、所属プロジェクトの発生日を使用する。
 
 
最後は、イベントです。
入力項目は、以下とします。
1.所属プロジェクト
2.イベント名
3.主催者
4.招待者<省略可>
5.開始日時
6.終了日時
 
 
これをベースに、優先度管理を行っていこうと思います。
 

「自給自足型農業を数年後に始める」と宣言した私ですが、農業経験は皆無です。
常識ある方々は、「伊牟田勝美は愚か者だ。素人ができるほど農業は甘くない」と
おっしゃるでしょう。
まったく、その通りでしょう。
 
そこで、私が経験するであろう事柄を正確に記録することが大切になると思います。
では、どうやって経験を記録するべきでしょうか。
 
私は、工程管理の方法を利用し、工程の実績を残すことを考えています。
そのために、工程管理のツールを自作してみようかなと考えています。
 
 
今回は、基本構造について考えてみました。
 
まず、タスクです。
タスクは、成果物を日限までに完成させる作業のことです。
農作業の一つ一つは、タスクです。
例えば、田植えはタスクです。成果物は、田植えを終えた水田となります。
 
次は、イベントです。
イベントは、日付が決まった催事のことです。
農作業では、農業用水の通水開始日のように、日付が動かない催事が該当します。
ビジネスの会議や客先訪問が、イベントとなります。
 
最後は、プロジェクトです。
プロジェクトは、タスクとイベントの集合です。
稲作は、プロジェクトです。
代掻きや田植え、稲刈り等は、タスクです。
収穫祭は、イベントです。
 
プロジェクトの下には、複数のタスクがありますが、イベントは1件のみとします。
更に、プロジェクトの下には、複数の子プロジェクトもあり得ます。
例えば、稲作のプロジェクトの中に「草刈り」の子プロジェクトを置きます。
この子プロジェクトには、草刈り1回目、草刈り2回目等を含めます。
 
例を、模式的に記述すると、以下のようになります。
 
 親プロジェクト
  ├タスク1
  ├子プロジェクト1
  │ ├タスク11
  │ └イベント11
  ├子プロジェクト2
  │ ├タスク21
  │ └孫プロジェクト21
  │   ├タスク211
  │   └イベント211
  ├タスク2
  ├タスク3
  └イベント1
 
 
こんな感じで、工程管理のツールを考えていきたいと考えています。
 

これは、伊牟田の備忘録としてまとめる。
(※記事順を維持するため、2019年9月に過去の日付で挿入した)


工程管理ツール作成過程
 農作業の工程管理ツール作成ー1
 農作業の工程管理ツール作成ー2
       〃        (やり直し)
 農作業の工程管理ツール作成ー3


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