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カテゴリ: 気象予測

今日(4月5日)、やっと鹿児島でソメイヨシノが開花しました。

東京の開花から遅れる事、実に2週間余り。
私の予想(2月25日更新)よりも3日遅れの開花でした。


九州の県庁所在地の開花を見てみると、ほぼ北から南へと桜前線が進んでいきました。

 福 岡   3月25日  北緯33度34.9分
 佐 賀   3月30日  北緯33度15.9分
 大 分   4月 4日  北緯33度14.1分
 熊 本   4月 1日  北緯32度48.8分
 長 崎   3月30日  北緯32度44.0分
 宮 崎   4月 2日  北緯31度56.3分
 鹿児島   4月 5日  北緯31度33.3分
 (※大分市は暖冬の影響で開花が遅れたとみられています)

温暖化の影響で、「休眠打破」が遅れる傾向が現れていると思われます。



過去に遡り、鹿児島市の開花日について比較してみましょう。

2013年は3月15日に開花しており、これが鹿児島市の開花日の最早記録です。
反対に、今年の開花日は最遅記録です。
両者を比較すれば、見えてくる事実もあるでしょう。

今年との気温変化の違いが、以下のグラフです。

鹿児島市気温変化
(※1週間の気温を平均しています)

2013年に比べると、今年の方が1月上旬までの気温が高いことが分かります。
ですが、それ以降は、総じて今年の方が気温が低い日が続いています。
「休眠打破」の考え方が正しいのなら、1月上旬までの気温に原因がある事になります。

以下のグラフは、2013年と今年の気温差を表しています。

鹿児島市気温差2
(※1週間平均値を基に気温差を計算しています)

明らかに、1月上旬前は今年の方が気温が高いのですが、1月中旬以降は今年の方が気温が低いことが分かります。
これを見ると、「休眠打破」だけが開花の遅れを説明できるわけではなさそうです。
また、鹿児島市の開花日は、気温が最も下がる日付けと強い相関関係(相関係数≒0.9)があることが分かっています。
この事実と「休眠打破」の考えは、相容れないところもあります。

これらは、来年のサクラ開花予想をする際に、分析していこうと思っています。


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鹿児島市の開花予想は、オマケで行ったものです。
また、本編である「サクラ開花予想2017」とは全く異なる方法を用いています。
ですので、「サクラ開花予想2017 【反省会】」では検証を行う予定はありません。

あしからず!

気温の予測が、サクラの開花予想の肝ですが、今回も予測と実際との差を解析します。


前回の検証では、気温の変化パターンをある程度は予測できていたことが分かりました。
今回は、予測と実際との差を具体的に見てみようと思います。

予測気温と実測値の差

予測と実測の日々の差を見ると、全体的に平均気温の方が最高気温よりも差が小さい事が分かります。
差の標準偏差は、以下のようになっています。

 平均気温 : 2.06℃
 最高気温 : 2.63℃

平均気温の方が良い値ですが、小さくない値です。
ただ、サクラの開花に影響を与えるのは、気温の累積値です。

次のグラフは、予測と実測の差の累積値です。

予測気温と実測値の差(積算値)

+側は、予測より実際の気温が低かったことを示しています。
多少の変動はありますが、開花した3月21日は差が小さくなっています。
開花日と予測していた3月19日から実際の開花日の3月21日頃は、実測値にかなり近い気温となっています。
また、平均気温も最高気温も、予測よりやや低い気温となっていますが、予測より気温が低かったことから、開花日も予測より遅くなったとも考えられます。
ただ、最高気温については、実測値との差が15〜20℃程度であることを考えると、予測開花日は2日程度しかズレないはずですから、10日も違っていたことを説明できません。
やはり、最高気温を用いた「300℃の法則」と「5045Kの法則」は、予測方法に問題がありそうです。



まだまだ、反省会は続けますが、何分にもデータ処理に時間が掛かるので、週に一度か二度しかできそうにありません。
御容赦のほど




今日は、エイプリルフールです。
ですが、本記事の内容は、事実に基づいて書いております。

ジョークが通じない伊牟田より!

サクラの開花予想を行う上で、気温の予測は大切な要素の一つです。
もちろん、サクラ開花予想が成功したのか、失敗したのかを判断する材料にもなります。

そこで、2月25日にサクラ開花予想をした際の気温予想の精度を検証する事にします。

以下のグラフは、2月23日までの実測値を基に気温を予測した結果です。

気温の予測結果

水色の線は、実測の平均気温です。
オレンジの線は、予測した気温です。
2月24日以降のオレンジの線は予測した気温ですが、2月28日頃の低温傾向を予測できているように見えます。また、続く3月5日頃の高温傾向も、ピークは2日ほど遅れていますが、傾向は予測できているように思えます。
その後も、温度の変化パターンは類似しているように見えます。

気温の予測は、悪くないように思います。


以下は、最高気温の予測結果です。

気温の予測結果(最高気温)

こちらは、気温の変化パターンは捉えているように見えますが、平均気温の予測に比べると、実測との差が大きい事が分かります。
今回のサクラの開花予想では、最高気温を用いた予測は精度が低かったのですが、その原因がこの辺りにあるのかもしれません。

今回から、本格的な反省会を始めます。


まず、気象会社の開花予想との比較です。

私の開花予想は、2月25日に確定報を出して以降は、一度も更新しませんでした。
これに対して、どの気象会社も定期的に開花予想を更新していました。
もし、私も更新を続けていたなら、どんな結果になっていたのか、調べてみました。

開花予想の誤差のh変遷

上のグラフは、今回のサクラの開花予想に使用した4730Kの法則について、各時点での最新気象データを用いて開花予想を更新した結果です。
横軸は、開花予想に用いた気象データの最終日です。
縦軸は、実際の開花日との差異です。
2月3日以降は、±3日以内の精度で開花予想できている事が分かります。

では、各気象会社の更新日を軸に、比較してみましょう。

 3月14日更新  ウェザーニュース予想=3月25日  当ブログ予想=3月22日
 3月15日更新  日本気象協会予想  =3月23日  当ブログ予想=3月22日 
 3月20日更新  ウェザーマップ予想 =3月23日  当ブログ予想=3月23日

これを見ると、どうやら私の開花予想の方が精度が高いように見えます。



しかし、これだけで満足してはいけません。

次のグラフは、4種類の法則の全ての開花予想と実際の開花日との比較です。

開花予想の誤差の変位

平均気温を使用した157℃の法則も、4740Kの法則に近い成績が出ています。
しかし、最高気温を使用した300℃の法則と5045Kの法則は、まるで駄目です。
これも、過去の開花日と気象データを用いた検証では、それなりの成績が出ていました。
それが、これほどズレるのは、私の開花予想方法に問題がある可能性を示しています。
逆に言うと、4730Kの法則の成績も、偶然の可能性があるということです。

更に、検証していく必要があります。
次回は、マグレか、否か、迫っていこうと思います。

この寒さにも関わらず、東京でサクラの開花宣言が出されました。
昨日からの 気温の変化を見てみると、午前零時の12.8℃を最高に気温は下がり、
開花が確認された午前10時の気温は9.2℃しかありませんでした。
このことから、昨日(20日)の内に開花していたのではと、想像を巡らせています。

サクラ開花までの気温変化

さて、主な気象会社の予想は、次のようになっていました。
 🌸日本気象協会  :3月23日(3月15日更新)
 🌸ウェザーマップ :3月23日(3月20日更新)
 🌸ウェザーニュース:3月25日(3月14日更新)

 🌸新・風の谷の生活:3月19日(2月25日発表)

どうでしょう。
中々の結果ですよね。
3月20日の内に開花していた可能性がありますから、私の予想が最も近かったとも
言えるのではないでしょうか。

ですが、このレベルで浮かれているようでは、偽地震予知と同レベルです。
来年のサクラ開花予想に向けて、そして最終目標である気象予測に向けて、
反省すべきところは反省して、次に繋げなければなりません。


とは言うものの、この高揚した気分をしばらくは味わいたく、また、データを整理する
時間も必要なので、本格的な反省会は数日後から始めようと思います。

しばし、お待ちください。
 

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