豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

カテゴリ: 気象予測

東京に加えて、札幌と鹿児島も取り込み、落葉時期と開花日の関係を調べてきました。
東京は弱い相関はあったものの、札幌と鹿児島には草加関係は現れませんでした。
どうやら、落葉時期と開花日には、直接の関係はなさそうです。

ですが、視点を変えると、面白いことが見えてきます。


東京、札幌、鹿児島に共通して、落葉時期から開花日までの気温(セ氏)の単純積算値と、落葉時期との間には相関がありました。
それぞれの相関係数は、次の通りです。

  札 幌  : 相関係数 = 0.495
  東 京  : 相関係数 = 0.382
  鹿児島  : 相関係数 = 0.254

落葉日が遅くなると、開花までの気温の積算値が大きくなることを意味します。
しかし、気温の積算値との相関が大きいなら、落葉時期と開花日の間にも相関がありそうなものですが、冒頭で相関がないことを確認済みです。
なので、もう一捻りありそうです。

その辺りは、年明けの1月7日から解析していくことにします。

サクラは、寒さを感じないと咲かない事から、前回は落葉と開花の関係を調べてみました。
落葉が開花のスイッチと見做し、落葉と開花の関係を調べたのです。

在住地域の落葉から、サクラ(ソメイヨシノ)の落葉は13℃くらいと見積もり、
東京の落葉時期と開花日との関係をグラフにしてみました。
その結果、あまり相関があるようには見えず、相関係数も-0.244でした。
東京のデータでは、落葉時期が遅いほど、開花時期は早くなるようには見えました。

そこで、前回は札幌の落葉時期と開花日との関係をグラフにしてみましたが、
まったく相関があるようには見えません。
相関係数は、0.0045でした。

今回は、念のため鹿児島も確認してみることにしました。
鹿児島の場合について調べ、グラフにしてみました。


落葉と開花の関係グラフ(鹿児島)



まったく相関があるようには見えません。
相関係数は、0.0573でした。

落葉時期と開花時期には、直接的な関係は無いと断言できそうです。

一方で、3地点のデータには、違いと共通点がありました。
鹿児島はソメイヨシノが開花するギリギリの高温環境ですし、札幌は低温側の限界に近いところにあります。
両者の差に、中庸を」いく東京のデータを比べれば、新しい発見もありそうです。

次回は、その辺りについて考察しようと思います。


サクラは、寒さを感じないと咲かない事から、前回は落葉と開花の関係を調べてみました。
落葉が開花のスイッチと見做し、落葉と開花の関係を調べたのです。

在住地域の落葉から、サクラ(ソメイヨシノ)の落葉は13℃くらいと見積もり、
東京の落葉時期と開花日との関係をグラフにしてみました。
その結果、あまり相関があるようには見えず、相関係数も-0.244でした。

東京のデータでは、落葉時期が遅いほど、開花時期は早くなるようには見えました。


ですが、他の地域では異なる結果になる可能性があります。
そこで、札幌の場合について調べ、グラフにしてみました。

落葉と開花の関係グラフ(札幌)



まったく相関があるようには見えません。
相関係数は、0.0045でした。

落葉時期と開花時期には、直接的な関係は無いようです。
念のため、次回は鹿児島も確認しようと思います。
鹿児島は、ソメイヨシノが咲くギリギリの高温です。
これを調べれば、何かが見えてくるのではないかと、期待しています。


サクラは、寒さを感じないと咲かないらしいことは分かっています。

では、どの程度の寒さを感じれば咲くのでしょうか。
そのヒントは、狂い咲きにあるように思います。

狂い咲きは、私の知る限り、落葉後にしか起こりません。
また、落葉直後にも狂い咲きが起こる場合があります。
どうやら、落葉が開花のスイッチのようです。


と言うことで、落葉と開花の関係を調べてみることにしました。

東京周辺の落葉は、11月中旬頃です。
その頃の気温は、概ね13℃くらいです。
サクラ(ソメイヨシノ)の落葉は、13℃くらいなのでしょう。
そこで、1年毎に区切って、13℃に下がる時期を調べました。
そして、開花日との関係をグラフにしてみました。

落葉と開花の関係グラフ


あまり相関があるようには見えません。
相関係数は、-0.244でした。
弱い負の相関です。

落葉時期が遅いほど、開花時期は早くなるようです。
これは、東京のデータのみで算出しました。
他の地域では異なる結果になる可能性があります。

その辺りは、次回以降に確認しようと思います。


サクラ(ソメイヨシノ)は、暖かくなると咲き始めます。

ならば、暖い沖縄が一番早く咲くように思えますが、沖縄ではソメイヨシノは咲きません。

奄美地方でも、近年では種子島・屋久島地方でも、ソメイヨシノは咲かなくなっています。

 

ソメイヨシノの範囲2

 

どうやら、寒さを感じないと、サクラは咲かないようです。

これが、休眠打破の考えの基となっています。

ですが、前回も書いたように『休眠打破』を言葉の通りに取ると、暖かい年に開花が遅れる現象を説明できません。

 

では、休眠打破の具体的な仕組みはどうなっているのでしょうか?

 

私が考える仕組みは、以下の通りです。

花芽が育つ気温には幅があるのだろうと考えています。

花芽は、落葉の時にはできています。

おそらく、落葉時の気温より低い時に花芽が育つのだろうと考えています。

しかし、ある気温より低くなると、花芽の成長は遅くなり、更に下がると止まってしまうのだろうと思います。

 

この考えでは、気温が高過ぎても花芽の成長は止まるので、暖かい地方で咲かない事が説明できます。

ただ、肝腎の開花の遅れは、落葉の遅れでしか説明できません。

 

と言う事で、次回は落葉時の気温と開花時期の関係を、更に深掘りしてみたいと思います。

 

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