新・風の谷の生活

食糧自給率の向上を目指して!

カテゴリ:地球温暖化 > 交通機関

ユーグレナは、航空燃料として、ミドリムシ由来の燃料を全日空に供給するとともに、実証プラントを建設することになっています。
航空燃料は、当面は通常の航空燃料にミドリムシ由来の軽質油を10%程度程度混ぜることになっています。
また、自動車用の軽質油としても実験を繰り返しており、将来的にはミドリムシ由来の燃料を100%とすることを目標にしています。

将来の燃料として、ミドリムシ由来の燃料が地位を築くためには、価格、生産力などの経済的な問題に加え、航空燃料や軽油との発熱量の違いや粘性の違いを考慮したエンジンの開発も、必要になってくると思います。
特に、粘性の違いは、マスコミでは見逃されていますが、燃料ポンプの潤滑に影響する可能性があり、気になるところです。
また、使用目的によって税率が変わるので、その辺りも興味が湧きます。

話題には事欠かない内容なので、機会があれば続きを書きたいと思っています。

ジェットフォイルは、水中翼船の一種です。
水中翼船は、高速性や小回りに優れ、高速船にも関わらず、停船距離が短い特徴があります。
この特性を活かし、離島航路などに就航してきましたが、ここに来て、老朽化が進んでいます。
ここでは、ジェットフォイルを含む水中翼船について、紹介したいと思います。

水中翼船には、大きく3種類があります。
まず、水面貫通型です。
これは、スイスで開発され、日本にも導入・建造されました。
水中翼が水面を貫通しているため、この名前が付けられています。
特徴は、構造が簡単で、安定性に優れることです。
 
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二つ目は、全没水型です。
ジェットフォイルは、このタイプです。
アメリカで開発され、日本がライセンス購入して建造も行っています。
特徴は、波浪の影響を受けにくいので、外洋でも使用できることです。
 
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最後は、水面効果型です。
このタイプは、旧ソビエトで開発され、同国内で使用されていました。
外観は没水型に似ていますが、水中翼が水面スレスレまで浮上した状態で航行します。
特徴は、構造が簡単なことです。
 
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全ての水中翼船に共通する利点は、高速性です。
逆に、欠点は、吃水が深くなることと、スクリューのキャビティション、そして軽量でなければならないため、大型化が難しいことです。
吃水対策としては折り畳み水中翼、キャビティションはスーパーキャビティティングスクリューやウォータージェットがありますが、大型化はやはり難しく、カーフェリー等への応用は、私の記憶にはありません。

モーダルシフトを考えると、水中翼船の存続は望ましいように思うのですが・・・

2005年を転換点に、縮小が続いた路面電車は、新線の開業が続いています。
最も元気なのは、北陸新幹線の開業に沸く富山でしょう。
地方都市においては、路面電車は地下鉄よりも安価に建設できるので、多くのメリットがあるはずです。
 
私は、路面電車が好きなのですが、関東では都電荒川線くらいしかないので、寂しく思っていました。(道路上を走るのは、ほんの一部ですが・・・)
そんな折、宇都宮でLRTの建設計画が浮上していると聞き、興奮しています。
 
富山県以外では、九州が路面電車王国ではないでしょうか。
九州七県の内、宮崎以外の六県で路面電車が走っていました。
今でも、長崎、熊本、鹿児島で生き残っている上、宮崎では新規にLRTを建設する案が浮上しているそうです。
 
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今の路面電車の復権は、環境問題が後押ししていることは間違いないと思います。
電車本体からは排気ガスを出さないから、環境に優しいように感じるのかな?
でも、発電所で排気ガスを出していれば、世話無いですよね。
路面電車を新設するなら、並行して火力発電所を止めていかないと、環境にはあまり優しくないと、私は思います。
 
もちろん、LRTには都市部の住人の便利な足として、その恩恵を享受できる方々がいることを、私は忘れてはいないつもりです。・・・・たぶん・・・・
 

近未来の交通システムは、どうあるべきなのでしょうか。
前回は、主に人の移動を考えてみました。
今回は、貨物の移動を考えてみたいと思います。
 
貨物の移動の内、個人の貨物の移動システムは、割合簡単です。
近距離はトラック、中・超距離は船と鉄道に徹底するだけです。
まあ、トラック業界は猛烈に反対するでしょうね。
 
これに対して、産業用の貨物輸送は、複雑です。
 
例えば、住宅建築では、建機以外でも、基礎用のコンクリート、砂利、鉄筋、骨組みになる柱、梁、壁材、瓦・・・・
外観ができても、キッチン、バスタブ、洗面台、トイレ・・・!!
種類も量も、大変なことになります。
これを毎回、毎回、運ぶのは問題です。
対策としては、既に実用化しているユニットハウスに移行していくことでしょうか。
ですが、ユニットハウスと言っても、組み終わった後の内装工事の工期が長く、人の移動と物の移動も終わりません。
環境負荷を考えると、まだまだ、ユニットハウスも改良の余地があるようです。
現場で組み終わった後の工事を、ユニットハウスの工場内できるように、改良するのです。
 
他の産業も、交通システムの環境負荷の観点で一つ一つ検証していくと、改善の余地が山のように出てくると思います。
 
 
最後に、こんな航空機を紹介しておきましょうか。
効率よく、重量物を高速で運ぶことが期待される新しいタイプの機体です。
(実際には、旧ソ連時代に研究されていた古いアイデアです)
 
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温暖化防止が叫ばれている現代、交通システムからのCO2排出量の劇的削減は、必須の課題でしょう。
では、近未来の交通システムはどうあるべきか、簡単に考えてみました。

まず、削減と転換に分けて考えてみたいと思います。
同時に、人の移動と、物の移動とに分けたいと思います。
つまり、命題は、以下の4項目です。
1.人の移動の削減
2.人の移動手段の転換
3.物の移動の削減
4.物の移動手段の転換

これらを考える上で、なぜ人や物が移動するのか、移動させるのか、分析が必要です。
それも、「移動させないと経済が成り立たなくなる」といった曖昧なものではなく、「病院へ行くため」、「買った家具を家まで運ぶため」といった具体的な事例を元に考えるべきでしょう。
マクロでは、「食糧を輸入するため」、「エネルギーを輸入するため」なども、後々考えなければならないでしょう。
ただ、削減は、経済界からの猛烈な反対に遭うでしょうね。

まず、人の移動ですが、通勤、通学、病院、買物、旅行などがあります。
これらは、旅行を除くと、削減が難しいものばかりです。
ちなみに、「旅行を減らせ」と叫んだなら、経済界から「旅行産業や交通業界が成り立たなくなる」と反発を喰らうかもしれません。
となると、削減は後回しにして、手段の転換から検討に入ることにします。
一番簡単な答は、EVやFCVに変えることかもしれません。
もう一歩、進めると、全ての乗用車をバスやタクシーにすることです。
自動運転の実用化が目前に迫っており、タクシーの無人化も手の届くところまできています。
ならば、個人所有の車を廃し、タクシー、またはカーシェアとする案が考えられます。
ただ、これだけでは自動車の生産台数の削減だけで、環境負荷の削減は少ないでしょう。
なので、これらの車から、効率が高いバスや電車などに乗り換えてもらうよう、利用範囲の制限や利用料金の累進性などを合わせて検討すると良いと思います。
都市部では、これでいけるかもしれませんが、農村部は電車はなく、バスも週に二往復(風の谷は本当にこの本数です)なんて場所もあります。
なので、農村部もスマートコミュニティーのような考えを持ち込むことを考えなければならなくなるでしょう。

まずは、ここまでとします。

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