豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

カテゴリ:地球温暖化 > 異常気象など

中部地方から九州に至る広い範囲で、避難情報が出ています。

こんなに広い範囲で同時に避難情報が出ているのは、見た事がありません。
どれほど広い範囲なのか、地図にしてみました。

異常気象2018地図
※地図の情報は、既に数時間が経っていますので、最新情報は、気象庁や地元自治体等の
 公的機関を確認してください。


実に、26府県に避難情報が出ています。
日本の半分以上に避難情報が出ているのです。
「異常気象」の言葉が、誰の頭にも浮かんでいると思います。

ただ、私が警戒している「異常気象」は、少し違います。
単純に『強い雨が降る』、『猛暑になる』、『突風が吹く』といったものではなく、
ある年は2月が多雨で7月が少雨、ある年は2月が少雨で7月が多雨といった具合に
気候パターンが年毎に変わることです。
東京のケッペン気候区分はCfaですが、Cwaに変わったり、Cfbに変わることを
私は警戒しているのです。

はっきり言えば、日本の気候区分が多少変化しても、それほど危機的ではありませんが、
日本に農産物を輸出している国の気候が激変すると、深刻な事態になってしまいます。



私の危機感はさておき、
大雨が降り続いている地域に居られる方々に被害がないように願っています。

関東の梅雨明けが早かったので、今後に懸念されるのは、水不足でしょう。
ですが、今年の水不足の情報は、気象庁や国土交通省の問題なので、無視します。

私は、過去の変化と将来の予測をしたいと思います。
まずは、梅雨の期間の変化です。

梅雨期間の変化

去年と今年の梅雨の期間が短く、特に今年は史上最短の23日間でした。
ですが、2年連続で梅雨が短かったにも関わらず、全体としては長くなる傾向にあります。

では、雨量の方はどうでしょうなのでしょうか。

梅雨期間の総雨量の変化
(縦軸は平年値を100%としています)

梅雨の期間に降る雨は、明らかに減少傾向にあります。
当然、梅雨期間の1日平均の雨量も、減少傾向です。

梅雨期間の1日平均雨量の変化

このまま梅雨の雨が減り続けると、今世紀末には、現在の4分の3に減ってしまいます。

何がしかの対策が必要なのは、間違いないでしょう。

今日、関東地方の梅雨が明けました。
沖縄地方には6日、奄美地方には僅かに3日遅れの梅雨明けです。
6月の梅雨明けは、関東地方では観測史上初で、もちろん最早の梅雨明けです。

関東地方の梅雨明けの平均値は、7月18日です。
昨年と今年の梅雨明けが早かったので、梅雨明けは100年で3日早くなるペースですが、
1951年~2016年では、100年で1.5日遅くなるペースでした。
そんなことは無視して、メディアは「地球温暖化の影響だ!」と叫ぶのでしょうね。


梅雨の期間をグラフにしてみました。

関東地方の梅雨明け


グラフからは、年毎の変化が激しいことが分かります。
全体から、梅雨の傾向を読み取ることは難しいように感じます。
1951年から2018年までの関東のデータをみると、以下のような傾向があります。

 梅雨入り                  梅雨明け
  平均  6月 8日             平均  7月18日
  最早  5月 8日             最早  6月29日
  最遅  6月22日             最遅  8月 4日
  100年で4.5日早まる傾向        100年で3日早まる傾向
  2100年の梅雨入り予想=6月2日     2100の梅雨明け予想=7月15日

今年は、大雪が降りましたね。 
世間では、大雪になったことで、地球寒冷化が話題になったほどです。

寒冷化はともかく、地球温暖化の中での大雪については、不思議に思った方は少なくないでしょう。
でも、その理由を説明することは、専門家でも難しいと思います。
なぜなら・・・
 
イメージ 1
 
                   
 
温暖化が進むと、台風は大きくなると思いますか? 
地球シミュレータの結果を基に、台風が巨大化するとマスコミが騒いでいるので、そう思っている方がほとんどだと思います。
でも、違うんじゃないでしょうか。
 
過去の台風を調べてみると、年々台風は弱くなっていることがわかります
日本に上陸する台風も、減っているのです。
そんなはずはないと思うでしょうが、統計データから事実だとわかります。
名前が付いた台風も、室戸台風(1934年)、枕崎台風(1945年)、伊勢湾台風(1959年)、第二室戸台風(1961年)と、すべて50年以上も前の台風ばかりです。
 
温暖化する前のデータだと言う方も居るでしょうが、過去100年間で1℃以上も気温が上昇している事実は、ずっと前に書きました。
気温が上昇する中で、台風は規模も数も縮小方向なのです。
 
地球シミュレータ
 
でも、台風の巨大化は、シミュレータで計算した結果のはずです。
ここで考えなければならないのが、シミュレータの計算精度です。
有限要素法で計算するシミュレータの精度を落とす要因は、入力するデータの精度、計算する点数、計算桁数などがあります。
本当か嘘か、15桁目の誤差が結果に影響するとの話も聞いたことがあります。
気象シミュレーションは非常に難しいので、「温暖化で台風は巨大化する」とのシミュレーション結果が間違っている可能性は残ります。
 
今回の大雪も、いろいろと解説を付けることはできますが、実際のところ、温暖化の中で大雪になった理由を正確に説明することは、難しいところです。
地球温暖化がどう進んでいくのか推定することは非常に難しいことを理解した上で、政府も、私たち個人も、温暖化に対応しなければならないという事でしょう。
 

世間では、地球温暖化に伴ってスーパー台風が増えると思われているようですが、
私は少し違う考えを持っています。
 「地球温暖化が進むと台風が強くなる」といった単純の物事ではなさそうです。
それより気になるのは、台風が衰弱した後の変化です。
 
 
以前は、台風が弱まると、熱帯低気圧になっていました。
台風」は、最大風速が17.2m/s以上の「熱帯低気圧」を指します。
ですので、「台風」が弱まり、最大風速が17.2m/s未満になれば、
熱帯低気圧」に呼び方が変わるのです。
 
ところが、最近は、「台風」は「温帯低気圧」に変わることが増えました。
台風」が「温帯低気圧」に変わっても、勢力が衰えたわけではありません。
暖かい空気だけでできているか。暖かい空気と冷たい空気が混じり合っているか。
両者の違いは、それだけです。
この温帯低気圧、なかなか厄介で、時には台風以上に発達することがあるのです。
でも、温暖化が叫ばれている昨今において、台風に寒気が流れ込んで温帯低気圧に変化するのは、何だか変な感じがします。
そこで、温暖化は対流圏の下層で顕著なのではないかと、想定してみました。
成田空港の高度別・季節別の二酸化炭素濃度の変化です。
 
 
これを見て分かることは、冬季は二酸化炭素濃度が高いことが分かります。
また、大気の下層ほど二酸化炭素の濃度が高いことも分かります。
更には、6月から7月にかけて、単に二酸化炭素濃度が低いだけでなく、
大気の上層と下層の差も、ほとんどなくなっていることが分かります。
 
12月の地表付近と上空の二酸化炭素濃度を見ると、明らかに地表面の二酸化炭素濃度が高くなっています。
二酸化炭素は、赤外線に対して透明度が低い性質があります。と言うことは、二酸化炭素は、赤外線を受け止めた際に、赤外線のエネルギーで温度が上昇するはずです。
つまり、二酸化炭素濃度が高いところほど温度上昇が大きいと言うことです。
ならば、二酸化炭素濃度が高い地表付近は温度上昇が大きいが、上空の温度上昇は
それほど大きくないことになります。結果、上空と下層の温度差が大きくなり、
温帯低気圧の発達を促すのかもしれません。
 
ただ、9月や10月は、上空と大気下層の二酸化炭素濃度の差は大きくありません。
私の考えは、間違っているのかもしれませんね。
 

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