カテゴリ: 罵詈雑言
何がなんでも自衛隊に入りたければ、次の参議院選挙を棄権しましょう
次の参議院選挙は、実質的に憲法改正を問う選挙になります。
国政選挙は、日本の舵取りを誰に任せるのかを国民が決める仕組みです。
国会や政府は、国の舵取りはしますが、実行するのは国民自身であることを忘れてはなりません。
例えば、軍備増強は、費用は国民の税金から、自衛隊員は国民の有志によって、実現されます。
国は、旗振り役をするだけです。
実際にお金を出し、体を張るのは、国民自身です。
旗振り役の仕事は、国民を正しい方向へ導くことです。
ただ、時として、旗振り役は暴走します。
その典型が、第二次世界大戦時のヒトラーでしょう。
旗振り役を選ぶのが、国政選挙です。
近年、自衛隊員の不足が深刻化しています。
軍備を増強しても、自衛隊員は不足します。
これを解決する方法は、若年層の就職難を作りだすか、徴兵制です。
ただ、就職難にしても、ニートが増えるだけと予想されるので、有力なのは徴兵制です。
ところで、軍備拡大を希望するのは、50歳台以上が中心です。
この世代は、徴兵を免れると考えられます。
また、赤字国債の返済が問題になる頃までには、現役を去るはずです。
軍備拡大を希望する世代は、軍備拡大の『負』の部分から影響を受けにくいのです。
若い世代から考えてみましょう。
親世代までの借金(赤字国債の4人家族当たり約4千万円)を返済していかなければなりません。少なくとも、利子を払わなければなりません。
これを、少ない仲間(少子化)で支払っていかなければなりません。
これだけでもゾッとしますが、親世代は、軍備の倍増に毎年5万円ずつ借金を追加すると言うのです。
どう返せば良いのでしょうか?
トドメは、どうやら軍務(徴兵制)が加わりそうなのです。
追加した軍備を動かすためには人員が必要なのですが、慢性的に人員不足です。だから、強制的に軍務が課せられそうなのです。
これだけでは、済まないかもしれません。
親は、喧嘩する気が満々です。
でも、喧嘩が始まれば、若い世代を前面に押し出し、その背中に隠れるつもりなのです。
まとめると、次のようになります。
・若い世代は、親の借金を背負わされる。
・親は、軍備に新たな借金をするつもりだ。
・親は、子に軍務を追加させる気だ。(その間は、収入が無くなる)
・親は、周辺国との喧嘩を避ける気はないが、喧嘩させられるのは、子世代だ。
こんな状況を改善するには、家族会議(国政選挙)で、親世代の発言権を弱めるしかありません。
家族会議(参議院選挙)を棄権することは、親世代に全面的に従うことを意味します。
即ち、親の借金を背負い、新たな借金も抱え、軍務をこなし、親のために喧嘩することを、自ら承認することを表明することになります。
それを理解した上で、次の参議院選挙に臨んでほしいと、思っています。
自衛隊員の不足は、深刻です。
軍備増強の次に来るのは、徴兵制です。
何がなんでも自衛隊に入りたい若者は、次の参議院選挙は、棄権すればいいでしょう。
選挙を棄権することは、そういう意味だと思ってよいでしょう。
三角関数は不要か?
今の政治家は、目先の安全保障で危機感を煽るだけで、視野の幅も奥行きも足りません。
安全保障も、最終手段の武力だけに注目し、外交や経済支援などを無視しています。
投票したい政党がないのなら、野党に投票するのが、簡単です。これは、政府の暴走を止める効果があります。
追伸
私は数学が苦手です。
もっと勉強しておけばよかったと、後悔しています。
有事に弱い『円』
国力が落ちて最も怖いのが、際限のない円安地獄です。
日本は、食糧の2/3を海外から購入しています。
円安が進めば、軍事力で海外から侵攻を防せぐことができたとしても、国民は飢え、地獄のような国になってしまいます。
軍事力に財源を割く余裕は、日本にはないのです。
国民も政治家も、その現実を直視しなければなりません。
なぜ日本経済は斜陽なのか
このことから、「日本の雇用政策は、完全なる失敗」とも言われています。