新・風の谷の生活

食糧自給率の向上を目指して!

タグ:地球温暖化

地球の温暖化は、本当に進行しているのでしょうか。
東京と潮岬で、調べてみました。
東京は、130年以上の気象記録が残っています。
潮岬は、人口密集地から離れていて、周囲を海に囲まれているので、温暖化の進行が
分かりやすいと思います。
観測開始から2010年までの気象データで解析してみました。
解析は、過去の気温を一次回帰しました。


2013年12月4日画像1

一次回帰式は、Y=aX+b で表されます。
Xは西暦(年)、Yは その年の平均気温(℃)です。
傾き:a は、1年毎の気温上昇率(℃/年)を示します。
 
は、潮岬の実測データです。
は、東京の実測データです。

潮岬は、100年で1.1℃上昇のペースです。
東京は、100年で2.5℃上昇のペースです。

これをみると、地球が温暖化しつつあるのは、事実のようですね。

気象庁のデータベースを見ると、1951年から台風の記録が残っています。
この中で、6月末の時点で台風が発生しなかったのは、1973年と1998年、
そして今年だけです。
また、台風1号が6月に発生したのは、1952年、1983年、1984年です。
それぞれ台風1号が発生したのは、下記の通りです。

・1998年 7月 9日
・2016年 7月 3日
・1973年 7月 1日
・1983年 6月25日
・1952年 6月10日
・1984年 6月 9日

台風の発生が遅れると、猛暑になると言われています。
また、台風1号こそ遅いのですが、7月、8月には台風が多くするとも言われています。

さて、本当に台風1号が遅い年は暑いのでしょうか?
都市化の影響が少ない潮岬の気象データで、7・8月の気温を調べてみました。
潮岬でも1951年以降は100年で1.8℃近いペースで温暖化しています。
グラフでは、これを補正した平均気温に対して、その年の気温との差を表しています。
7・8月気温と台風発生の関係

黄色の矢印は、台風1号の発生が遅かった年を表しています。
こうしてみてみると、台風1号の発生が遅かった年は、前年より暑い年になるようです。
本当に相関があるのかは、これだけでは分かりません。
また、なぜこのようになるのかも、さっぱり分かりません。
ただ、暑くなると考え、熱中症の予防には心掛けたいものですね。

もう一つの「風の谷の生活」に書いていますように、私は癌サバイバーの1人です。
癌は、怖い病気です。
昔は、不治の病とされ、告知が問題にされていました。
私自身も、初診時の問診に「余命宣告を受けますか」との項目がありました。
現在では、早期発見が増え、治癒率も向上しています。

癌も怖い病気ですが、じわじわと進行する糖尿病も、怖い病気です。
放置すると、体をゆっくりと蝕んでいきます。
私は、癌にはなりましたが、糖尿病ではありません。
ですから、糖尿病の闘病の辛さは分かりませんが、長く続くだけでも嫌気がさしそうです。
とは言うものの、投薬と食事制限で進行を抑えられるようになっています。

東京電力ホールディングス ライブカメラ


さて、原発事故と地球温暖化も、癌と糖尿病の関係に似ているように思いませんか?
原発事故は癌、地球温暖化は糖尿病に、それぞれ似ているように思えます。

原発廃止論では、地球が侵されている地球温暖化を無視しているのでしょうか。
それとも、軽症と診ているのでしょう。
地球温暖化は、糖尿病に似ていて、ゆっくりと進行します。
また、致命的に進行するまでは症状が出にくいため、気付きにくい点でも似ています。

私は、原発を再稼働して再生可能発電と止めろと言っているのではありません。
原発を再稼働して、火力発電所を止めろと言っているのです。
原発廃止論では、再生可能エネルギーがあるから原発は不要とする論調ですが、
少なくとも火力発電所を全て停めた後に言うべき理屈だと、気付いてほしいところです。


私が、原発廃止論を感情論と言うのは、原発だけに注目して、他を見ていないからです。
癌だけを治療して、糖尿病は治療は不要なのでしょうか。
広い視野とバランスの良い感性を持って、未来を見つめたいものです。

(癌サバイバーの私ですが、糖尿病(地球温暖化)の治療ばかり考えているのかも)

「生命はどこから来たのか?」

最近のこと、いつも利用している駅の近くで、宗教関係者と思われる身なりの良い女性が、
「生命はどこから来たのか?」と題した小冊子を手に立っていました。
それを見たへそ曲がり私は、「生命の基はどこから来たのか?」の間違いではないのかと、
密かに思ったのです。


「生命がどこから来たのか」を問うということは、
「生命」は地球誕生前から存在していなければなりません。
ですが、そのような事実は、現時点では確認されていません。
確認されているのは、
地球に降り注ぐ隕石の中には有機物を含むものがあるということだけです。
その一例に、マーチソン隕石があります。
この隕石の中には、地球上では見つかっていなかった有機物も含まれていました。
ですが、
有機物は「生命」ではないので、宇宙から「生命」がやってきたことにはなりません。

「生命がどこから来たのか」を問う場合、
有機物を構成する元素の誕生を指す場合もあり得ます。
この場合、直接的には、恒星の核融合反応や、超新星爆発時の反応などで生まれたことを
問われていることになるでしょう。
更には、ビッグバン直後の宇宙で、
水素やヘリウムが生成されるところまで遡る必要があるかもしれません。

何を求めているのか、あるいは何を伝えたいのか、
色々な考え方があり、一つの答えに収斂しにくいかもしれません。






まあ、そんな細かなことを話題にするつもりはありません。

地球温暖化は、なぜ防がなければならないか?

今回は、「生命」を基準に考えてみたいと思います。



地球誕生時は、隕石落下時に解放される熱によって極めて高温だったと考えられています。
次第に隕石落下が減り、今から40億年くらい前には、表面温度が100℃を下回りました。
この頃、海が形成されたとみられています。

「生命」の誕生は、この少し後、今から38億年くらい前と考えられています。
ところが、22億年くらい前、地球は全球凍結に陥ります。
27億年前に誕生したストロマトライトによって、大量の酸素が発生し、
大気中の温室効果ガスが減ったためと、考えられています。





実は、地球史上最悪の環境破壊の起こしたのは、ストロマトライトなのです。
地球の大気から二酸化炭素やメタンを取り除き、猛毒の遊離酸素で覆ったのです。
これにより、嫌気性微生物は、地中の酸素がない世界に逃れるしかなかったのです。


全球凍結を生き延びた生命は、やがて多細胞化を始めます。
ですが、発生した時期は意外に最近で、今から10億年くらい前だろうとされています。
つまり、生命誕生から現在までの四分の三は、単細胞生物だけだったのです。

初期の多細胞生物は、単に単細胞生物が固まっているだけでしたが、
徐々に、細胞毎の機能分化が進んでいきます。
そして、ついに5億4000万年前にカンブリア爆発と呼ばれる大進化が起こるのです。




さて、現在、世界中で叫ばれている「地球温暖化」ですが、
実は、地球の歴史で見れば、ほとんど問題にならない些細な変化でしかないのです。
小型の生物には、大きな影響はないどころか、
もしかすると大きく進出するチャンスになる可能性さえあるのです。
起こりつつある「地球温暖化」は、人類を含む大型生物にのみ、影響がある問題なのです。





「地球温暖化対策」は、地球環境の保護などという綺麗事ではありません。
どんなに「地球温暖化」が進んでも、地球環境としては大した問題ではないのです。
なんてったって、地球は、猛毒の遊離酸素による環境破壊が今も続いているのですから・・・

「地球温暖化対策」は、人類の生き残りをかけた試練だと考えるべきです。
「地球温暖化」を防ぐ努力は、他の何でもない、人類自身のために行うのです。

もっと言うなら、

人類が真の知的生命なのか

問われているのかもしれません。

今から2年前、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)で、
農業や生態系などの面ですべての大陸と海洋で温暖化の影響が表れていると、
断定しました。
 
18世紀半ばと比べた世界の平均気温の上昇が今世紀末に4度気温が上がる
穀物の生産量が落ち込むなど世界的な食糧不足が深刻化するというのです。
 
4度未満2度以上の上昇でも、動植物などに大規模な絶滅を招くと指摘しています。
予測される上昇スピードが急激すぎるため、
生物の多くが環境変化に合わせた移動が間に合わなくあるというのです。
 
イメージ 1
 
いよいよ、温暖化も深刻化してきましたね。
食糧事情の悪化が目に見える形になる前に、営利目的の市場価格上昇が始まるはず。
それが何年後に始まるのでしょうか。
そして、当面は始めることができない「風の谷」計画は、間に合うのでしょうか。
 
心配です。

「桜前線の北上」が今は昔になりつつある。
ここ20年ほど、九州ではソメイヨシノは北部の方が先に咲き、開花の地域が南に向かう南下現象が起きている。
地球温暖化で、花芽が低温で目覚める植物のメカニズム「休眠打破」がうまく働かないのが原因とみられる。
このままのペースで温暖化が進めば、将来は開花しない地域も発生すると警告する専門家もいる。

こんな記事が、西日本新聞のネットニュースに流れました。

サクラは、気温に敏感な花です。
暖かすぎても、寒すぎても、開花しません。
ソメイヨシノは、九州から北海道のほぼ全域で花を咲かせます。
北限は、北海道の美唄市とされています。
南限は、種子島付近とされていましたが、近年では開花の観測は行われていません。
開花が安定しないためと思われます。
この現象は、鹿児島市でも起き始めているようで、そう遠くない将来には、ソメイヨシノは鑑賞できなくなるのかもしれませんね。


当ブログでは、サクラの開花予想を掲載していますが、未だ開花を予想するところまで漕ぎつけていません。
これを、札幌の開花までに完成させたいと考えています。
そして、来年は、「休眠打破」について検討する予定です。
その上で、このまま地球温暖化が進めば、何年後からソメイヨシノが開花しなくなるかを予想したいと考えています。
面白くないネタですが、これが私たちが置かれている現状なのだと、理解していただきたいのです。

東日本大震災から丸5年になりました。
この震災では、15894名(行方不明を含めると18455名)の方が亡くなられました。

なぜ、こんなにも大勢が亡くならなければならなかったのか?



死者の半数は、70歳以上でした。
死因は、90%以上が水死でした。死因が明確になっている御遺体の95%は、水死だったのです。
もし津波が無ければ、 もし津波を防げれば、 もし津波から逃げ切れれば、
 14308名が助かったかもしれないのです。

私達は、津波被害から学ばなければなりません。
どうすれば津波を防ぐことができるのか、 どうすれば津波から逃げ切れるのか、
よく考えて、対策をしていかなければなりません。




非難を覚悟で言わせていただけるなら、世間は津波被害に対して意識が低いように思います。

津波被害への対策は、それほど聞こえてきません。
高台移転、防潮堤、避難訓練。それくらいでしょうか。

津波には、大小さまざまあります。
それぞれに、可能な対策は違ってくるでしょう。
ですが、論調は、全て東日本大震災の津波を基準としています。
このままでは、下手をすると、数メートルの津波の襲来でも被害を受けるかもしれません。
最近の報道を見ると、被災者への同情、あるいは追悼はありますが、
津波被害を繰り返さないための知恵はあまり見かけないように思います。


一方で、直接的な死者が一人もいない原発事故に対しては、厳しい論調が多いのが気になります。
何が何でも原発全廃!
その主張を通すために、カルデラ噴火まで持ち出してきます。
カルデラ噴火が起きれば、周辺の住民は全滅するでしょうが、そのことには全くお構いなしです。
原発を全廃できれば、誰が亡くなろうと関係ないかのようです。

原発事故で避難を余儀なくされている方は数多くいらっしゃいますが、
原発を全廃しても救われるわけではありません。
「原発事故被災者のために原発廃止を!」というのは、
もしかすると原発事故被災者をダシにしているだけなのかもしれません。



これらに共通するのは、単視眼的な思考です。
多くの問題に対して、一方向からの視点だけで議論されることが多いように思います。
被災者に共感する事は大切なことです。
ですが、彼らを助けるための行動は、様々な角度から見て考える必要があります。

確かに、原発事故は過酷です。長期に渡って立ち入る事が出来な土地もあります。
ですが、原発事故だけを見て廃炉を叫ぶなら、年間数千人の命を奪う車の廃止も訴えるべきです。
原発事故関連死の人数はもちろん、東日本大震災の犠牲者数を、この五年間の交通事故死者数は既に上回っています。
それでも車を廃止しないのは、全廃すれば社会が成り立たなくなることを理解できているからです。

これに比べると、目には見えにくい地球温暖化には無頓着です。
地球温暖化対策として、原発は重要なアイテムです。
「再生可能エネルギーを整備すれば、火力発電所を増やさずに原発を止められる」
この考えは、根本的に間違っています。
「再生可能エネルギーを整備すれば、火力発電所を止められる」と考えるべきです。

原発より先に、火力発電所を止めるべきなのです。
そのために、電気料金が高くなるとしても!

「サクラ開花予想 第八弾」で、ソメイヨシノの北限が、北海道 美唄市の東名公園だと書きました。
では、南限はどこでしょうか。
一応、種子島・屋久島地方を南限とするのが通説になっています。
ですが、気象庁のデータベースを見てみると、屋久島は1991年、種子島は2007年を最期に、桜の開花日、満開日の記録が途絶えています。
理由を確認したわけではありませんが、どうやらサクラの開花が不調になってしまったことが要因のようです。


冬場の気温が高くなると、サクラ(ソメイヨシノ)は開花しにくくなるようです。
特に影響が出るのが、満開時期です。
前述の種子島・屋久島ですが、種子島では、2001年と2007年に満開時期が異常に遅くなる現象が発生しています。

種子島の2001年の開花日は3月28日です。これは、鹿児島より2日早い開花でした。
ですが、満開日は4月23日でした。開花から満開まで、実に26日もかかっています。
2日遅く開花した鹿児島は、開花の6日後の4月5日に満開になっています。 
4月23日の満開は、青森県八戸の4月24日とほぼ同じです。
種子島の2007年の開花日は4月1日です。これは、鹿児島より2日遅い開花でした。
ですが、満開日は4月25日で、開花から24日後のことでした。
一方の鹿児島は、開花から5日後の4月4日に満開を迎えています。
4月25日頃に満開になったのは、秋田県秋田の4月23日や岩手県宮古の4月27日等です。
おそらく、寒さを経験していない花芽は、「休眠打破」とならないので、一斉には咲かないのでしょう。


さて、鹿児島市のサクラ(ソメイヨシノ)ですが、昨年までの満開時期を見る限りでは、開花から満開まで極端に長くなる現象は発生していません。
ですが、このまま地球温暖化が進めば、遠からずサクラが咲かないようになってしまうでしょう。


「サクラって、昔は花が咲いてたって本当?」

数十年後の子供たちに、こんなことを聞かれることのないように、温暖化対策をしていかなければならないと思います。

「風の谷の生活」の目的の一つが、無補給の自給自足です。

この無補給の自給自足は何を指すのか。
それ以前に、何のための自給自足なのか。


「風の谷の生活」の元々の目的は、食糧自給率の向上です。
現在の地球環境は、温暖化の傾向が顕著になり始めています。
温暖化は、各地の気候を変え、気象の極端化も引き起こします。
気候が変われば、農業への影響は避けられず、食糧生産が減少するリスクをはらみます。
また、極端化した気象は、想定外の被害を農業に与えます。これも、食糧生産の変動要因となります。
一方で、人口増加や紛争の激化で、食糧消費は増えていきます。

こういった要因から、日本は食糧事情が悪化する可能性を持っています。


前述のような要因から引き起こされる食糧事情の悪化は、世界規模で起きます。
このため、食糧事情の悪化が発生した際には、世界中で食糧の奪い合いが発生します。
奪い合いの範囲は、食糧そのものだけでなく、種苗や肥料、農薬から農機具、燃料等にまで及ぶでしょう。

さて、こうなってしまった場合には、日本は驚くべき苦境に立たされるでしょう。
食糧を輸出する国の通貨が値上がるため、円安が一気に進み、海外から輸入する食糧は、非常に高価なものとなるでしょう。
ですが、食糧自給率が低い我が国では、国内で不足分を補うことができません。
それどころか、海外から輸入している種苗や燃料も値上がりするので、国内の生産量を高めるどころか、低下させることにもなりかねません。


ここまで書けば、多くの方はお気付きになったでしょう。
無補給の自給自足は、単に自給自足をするのではなく、種苗や肥料は自己管理をし、また輸入する燃料に頼らない農業形態を構築することを指しています。

私は、農業経験がありません。
ですので、無謀な試みとなるでしょう。
ですが、無補給の自給自足の元々の目的は、食糧難に備える事であり、食糧難になった際に想定される様々な要因に耐えられることです。
無謀であっても、挑戦しなければならないと思っています。

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