豊葦原中津谷のニニギ

食糧自給率の向上を目指して! (2100年の日本へワープ)

タグ:食糧自給率

日本には、およそ450万haの耕作地があります。
ですが、その内のおよそ8~9%は、作付が行われていません。
これが、耕作放棄地です。
耕作放棄地の定義は、「以前耕地であったもので、過去1年間以上作物を栽培せず、この数年の間に再び耕作するはっきりとした考えのない土地」です。
更に、荒れた農地を、荒廃農地と呼びます。
荒廃農地とは、「現に耕作に供されておらず、耕作の放棄により荒廃し、通常の農作業では作物の栽培が客観的に不可能となっている農地」です。

現在の日本の食糧自給率は、実質(飼料穀物も考慮)では32%程度です。
もし、耕作放棄地を完全に無くすことができれば、食糧自給率は3%程度、上昇するはずです。
これは、300~400万人分の食糧を生産できることに相当します。
ですので、食糧難の危険性がある現在は、耕作放棄地を再農地化することは重要な課題なのです。


豊葦原中津谷には、耕作放棄地があります。
その一部は、荒廃農地となっています。
荒廃農地となっているのは、主として竹林の浸潤を許してしまっているためです。
これらの再農地化を、私は考えています。

第一段階は、単なる耕作放棄地で作付を再開する事です。
農業の素人の私は、これは簡単にできると考えていますが、土壌の改良や水の確保など、「やってみたら大変だった」なんてことになるかもしれません。
第二段階は、水田の復活を予定しています。
昔の水田は二か所ありますが、どちらも竹林に変わってしまっています。
ただ、それぞれ異なる種類の竹ですので、再農地化は、違う手順となるかもしれません。
また、竹の根は強いので、水田の不透水土盤を痛めつけている可能性もあります。
何年か掛けて復旧する事になるだろうと、考えています。


言うは易し、行うは難し

「耕作放棄地の再農地化」は、相当に苦労すると思っています。

旧「風の谷の生活」から移設するため、「豊葦原中津谷のニニギ」を開設しました。

旧「風の谷の生活」の「風の谷」は、言うまでもなく、映画“風の谷のナウシカ”から
拝借しました。
“風の谷のナウシカ”の中で、ナウシカらを前に剣豪ユパが呟く台詞があります。
「なぜ、この谷のように暮らせぬのか」
腐海という危機を前にしても戦争に明け暮れる諸国を、ユパはこう嘆いています。
現在の地球が置かれている状況は、この台詞に表されているように思えませんか。
ならば、風の谷のように暮らしてみよう。
私なりの解釈の元、片田舎に小さな小さな風の谷を築き、自給自足型農業を始めることを決意したのです。

当ブログも、同じ精神で進めていきます。

「豊葦原中津谷」のテーマを一言で言うなら、食糧難に備える自給自足生活です。
 
今世紀は、温暖化や人口増、途上国の食生活の変化などから、世界規模の食糧難になると予想されます。
分かりやすく言うなら、地上に大喰らいが増え、天の怒りを買うということです。
 
そこで、天の怒りを買わないようにするため、「豊葦原中津谷」を開谷し、次のテーマを掲げて自給自足の生活をすることにしたのです。 
 
 3、気象予測に基づく栽培管理
 4.水田利用の冬季水耕栽培
 
(再考)
   豊葦原中津谷のテーマ(再考)

ですが、誰もやったことがないテーマもあるので、トンでもないことになるかもしれません。
それを含めての「豊葦原中津谷」です。


テーマ以外にも、様々な課題や行政の問題もあります。また、不満もあります。
例えば、以下のような事柄です。

 農家集団の法人化が進みつつあるようです
 政治的な立ち位置(勘違いされませんように)



ところで、豊葦原中津谷は、どんな場所でしょうか。
簡単に紹介します。

 「豊葦原中津谷」って、こんなとこ 1
 「豊葦原中津谷」って、こんなとこ 2
 「豊葦原中津谷」って、こんなとこ 3
 「豊葦原中津谷」って、こんなとこ 4


でも、まだ「豊葦原中津谷」への移住さえしていません。
当面は、夢を語るだけですが、お付きください。

・・・と言うわけで、夢物語の第一弾として、「豊葦原中津谷の城」について書きます。

 豊葦原中津谷の城 その1
 豊葦原中津谷の城 その2
 豊葦原中津谷の城 その3
 豊葦原中津谷の城 その4
 豊葦原中津谷の城 その5
 豊葦原中津谷の城 その6
 豊葦原中津谷の城 その7
 豊葦原中津谷の城 その8
 豊葦原中津谷の城 その9
  豊葦原中津谷の城 発電編のおまけ
 豊葦原中津谷の城 その10
 豊葦原中津谷の城 その11





つぶやき
 私は「豊葦原中津谷」で何をしたいのでしょう
 食糧自給率100%が目標なのでしょうか?
 「ナポレオンの村」
 人類は独りぼっち! だから生き残れ!!
 最後の原始人 最初の新・原始人?


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