最寄り駅で下り、徒歩五分で紹介された病院に着きました。
初診なので、問診票には色々と書かされました。
最後の方に、「余命の宣告を受けますか」とありました。
私も、勝手に死ぬわけにはいかないので、「宣告を受ける」に印をつけました。
診察室では、紹介状に目を通した先生が、「癌に間違いないでしょう。ごく初期のものです」と言われました。
「転移の心配はないでしょうか?」と問うと、
「この状態では、転移していることは珍しいです」との答え。
正直、ほっとしました。
「手術が必要か、内視鏡で切除できるか、もう一度、大腸カメラと注腸透視をしましょう。CTもしましょう」
この後、触診と血液検査、心電図をとって終わりました。
大腸カメラは、大量の下剤を四時間半前から飲み始めます。
大腸カメラの予約は午前九時だから午前四時半起きになるし、自宅から病院までは電車で一時間以上も掛かるので、病院の近くのホテルを利用することにしました。
 
せっかくblogを開いているのだから、これからの癌との闘いや、癌にまつわる情報をまとめることにします。
そのために、癌日記を追加しました。