この日、一般病室に移ったことを機に、手術日以降の日記をまとめ始めました。
最後の関門を越えたこともあり、この日からは一気に回復していったことを覚えています。
 
【1月22日水曜日】
六時、起床。
 
七時、朝食。
初めて完食しました。
痛み止めを飲まないで頑張ってみることにしました。
調子は良いし、気分も良かったので、昼間なら大丈夫だろうと思ったからです。
 
八時過ぎ
部屋の引越しとレントゲンがダブり、ばたばたしました。
でも、月曜日とは違って、レントゲンの順番が直ぐに回ってきたので、レントゲンから済ませることができました。
レントゲンでは、体の回復ぶりを実感できました。
月曜日には、撮影台から起き上がるのに苦労したのですが、今日は手助け無しに起き上がれました。
 
十時前
引越しをしました。
新しい病室は、七五三号室。
それも一番ベッド。
七・五・三・一。
考えてみると、この病院でこんなに綺麗な番号になる病室は、他に無さそうです。
引っ越しと同時に、おやつが届きました。
当たり前ですが、部屋を替わったことをちゃんと把握していたようです。
 
十二時、昼食。
完食。
便は、血が混じらなくなりましたが、真っ黒で岩海苔のような状態です。
痛み止めや血栓防止の薬の影響なのでしょう。
 
十四時過ぎ
家族が面会に来ました。
院内を案内してまわりました。
気分が晴れた証拠です。
少し傷が痛みますが、気になりません。
 
十六時
家族は帰っていきました。
この時間、看護師の交代と回診があるので、ベッドで大人しくしています。
看護師は、十六時四十五分に交代するのですが、交代と同時に回ってきます。
 
十九時、夕食
朝から完食が続いています。
体調も良いです。
 
二十時
結局、痛み止めを飲むことにしました。
痛みはあいませんでしたが、夜中に痛みでトイレに行けなくなるのが怖かったのです。
 
二十一時、消灯。