宮筋腫の内視鏡手術で、病変に癌があった場合には、筋腫を切る器具によって癌を腹部内でまき散らしてしまう危険性があることが分かったそうです。
 
子宮筋腫手術で摘出した病変に癌がある確率は、約300分の1だそうです。
つかり、子宮筋腫手術を300回行うと、
単純計算で、そのうちの一人は、癌が腹部内に広がってしまうわけです。
子宮筋腫の患者は年間10万人ですから、年間300人が癌が悪化する計算です。
 
癌である確率自体は低いかもしれませんが、
筋腫は癌の可能性を考えながら治療を行うものだと思います。
 
部位は違いますが、同じ癌患者としては、許せない気分です。