千葉県がんセンターで、同一医師による腹腔鏡下手術において、
2012年9月に手術を受けた女性は、同日中に亡くなったそうです。
2013年1月に手術を受けた男性は、翌日に亡くなったそうです。
2014年2月に手術を受けた男性は、2週間後に亡くなったそうです。
 
これとは別に、
2008年6月に手術を受けた男性は、9ヶ月後に亡くたったそうです。
2008年11月に手術を受けた別の男性は、5ヶ月後に亡くなったそうです。
2010年1月に手術を受けた三人目の男性は、1ヶ月後に亡くなっています。
この3件も、腹腔鏡下手術でした。
ただ、手術から亡くなるまでの時間が比較的長いので、
(亡くなるまでの経過が分かりませんが)手術との関係は薄いのかもしれません。
 
 
私が受けた手術も、腹腔鏡下手術でした。
腹腔鏡下手術は、開腹手術よりも患者の負担が格段に軽いので、
今では、多くの症例が腹腔鏡下で手術されているようです。
一方で、開腹手術よりも高い技術を求められるそうです。
 
私たち患者は、医師を信じるしかありません。
でも、医師の立場で見ると、毎日のように命を預かり、激しい緊張下で繊細な作業を要求する腹腔鏡下手術を行うのは、相当に厳しい仕事でもあります。
 
 
千葉県では、第三者検証委員会が立ち上がっているそうです。
正確な検証が行われ、患者のみならず、医師にとってもメリットのある対策が実施されることを期待しています。



――――――――――― << コ メ ン ト 転 記 >> ―――――――――――

4Kだか8Kだかの技術を内視鏡に導入する研究が進められているそうです。現状の製品よりも格段に仕事がやり易くなることが期待されているとか。

平山 茂 2014/6/18 10:12