がん診療連携拠点病院で、治療実績が少なく、十分に機能していない病院があると、
指摘されていました。
厚生労働省では、がん診療連携拠点病院の要件を厳格化しましたが、
(1)がん手術年間400件以上
(2)化学療法のべ患者年間1000人以上
(3)放射線治療のべ患者年間200人以上
(4)常勤病理医の必須化
等の新要件を満たせない病院が、全国407病院の4割ある事が判明しました。
 
新要件の各項目については、どの程度なのかは分かりませんが、
私の主治医は、年間500以上の手術を行っているそうです。
それを基準にすると、(1)の要件はそれほど高レベルではなさそうです。
そうなると、この新要件を満たせない病院をがん診療連携拠点病院にしておく理由は
ないと思います。
 
ですが、地方の県でがん診療連携拠点病院を確保できるのか、心配でもあります。