九州大学等の研究チームが、
線虫を使い、尿1滴で癌の有無を高精度で判別することに成功したそうです。
10年後の実用化を目指しています。
癌患者の呼気や尿には特有のにおいがあり、癌探知犬による診断が研究されています。
九大の広津崇亮助教と伊万里有田共立病院の園田英人外科医長らの研究チームは、
九大の広津崇亮助教と伊万里有田共立病院の園田英人外科医長らの研究チームは、
体内に寄生した線虫アニサキスを手術で取り除こうとした際、
未発見の胃がん部分に集まっていたことに着目したそうです。
線虫C・エレガンスを用いて、健常者218人、癌患者24人の尿で実験したところ、
線虫C・エレガンスを用いて、健常者218人、癌患者24人の尿で実験したところ、
健常者207人と、癌患者23人を正しく判定しました。
しかも、癌患者24人のうち5人は、採尿時には癌が見つかっていなかったそうです。
私たち癌患者が一喜一憂する腫瘍マーカーも、同じ被験者について行いましたが、
癌患者を見つける確率は25%以下だったそうです。
10年後と言わず、一日も早い実用化を願っています。
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