慶応大と米ジョンズホプキンス大のチームは、
高コレステロール治療薬「スタチン」が卵巣癌の進行を抑えることを
マウスの実験で確かめたと発表しました。
研究チームは、
研究チームは、
卵巣癌を発症するように遺伝子操作したマウスや人の卵巣癌を移植したマウスに、
スタチンを投与して、投与しなかった場合と比較しました。
その結果、
遺伝子組み換えマウスは、生後5週から卵巣癌の病変が現れて進行しますが、
スタチンを与えると8週まで明らかな病変がなく、
癌の発症を遅らせることができました。
人の卵巣癌を移植したマウスでは、
スタチン投与で癌病変の拡大が抑えられました。
また、スタチンを与えたマウスの腎臓や肝臓に異常は見られませんでした。
また、スタチンを与えたマウスの腎臓や肝臓に異常は見られませんでした。
海外の癌患者の大規模調査では、
診断前からスタチンを服用していた患者は、
服用していない患者より、癌の死亡率が低いなどの報告があるそうです。
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