大阪府は、生きた細胞を保管する「がん細胞バンク」を創設すると発表しました。
生きたがん細胞を保管するバンクは、世界初となります。
「がん細胞バンク」が置かれる大阪府立成人病センターは、
年間4000件のがん手術を行っています。
同意を得た患者のがん細胞を増殖させ、生きたの状態でバンクに保管する予定です。
この時に必要となるがん細胞の培養技術も、昨年9月に特許を取得しています。
この時に必要となるがん細胞の培養技術も、昨年9月に特許を取得しています。
死んだ細胞を保存する「がん細胞バンク」は、以前から存在していました。
死んだがん細胞では、新薬の効果の確認に限界がありました。
そのため、生きたがん細胞のバンクの要望があったようです。
府立成人病センターががん細胞を製薬会社などに提供することで、
がんの新薬開発につなげる狙いがあります。
大阪府は、関連企業を呼び込みたい思惑もあるようです。
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