今の日本では、おおよそ半数の人がガンになると言われています。
でも、ガンで亡くなるのは、全体では三分の一程度です。
ガンになった人だけでみても、三分の二の人がガンで亡くなりますが、
三分の一の人はガン以外で亡くなっています。
一方、ガン罹患者の5年生存率は、およそ3分の2もあります。
 
仮に、100人の村があったとします。
この村では、50人がガンに罹患します。
50人の内、残念ながら17人は亡くなります。
ガンに罹患した33人は生き残りますが、全員がまたガンに罹患したとします。
この33人の内、11人は亡くなりますが、22人は生き残ります。
この22人がまたガンに罹患し、7人が亡くなり、15人は生き残ります。
ここまでで、35人がガンで亡くなっていますが、
ガンに罹患しながら生き残った15人と、ガンに罹患しなかった50人は、
ガン以外の原因でこの世を去っていきます。
 
 
ガンに罹患する人は、亡くなるまでに平均で3回程度、ガンになる計算です。
私も、5年生存を果たしたとしても、まだ2回はガンになるらしいです。
そう言えば、入院中に同室だった方は、8回目の入院だと言っていました。
少なくとも7回はガンに勝ってきたわけですから、見習わなくてはいけないですね。