患者のがん細胞の遺伝子約100種類を網羅的に調べ、
治療薬などの選択に役立てる臨床研究を、
国立がん研究センター中央病院で来年1月から行うそうです。
遺伝子検査が治療選択に役立つと担当医が判断した人を対象に、
希少ながんや15歳以上の若い患者も対象に含め、
年間200人を解析し有効性を調べるとのこと。
 
国際基準を満たす遺伝子検査室を設置し体制整備を進めており、
手術などで取ったがん組織の遺伝子の解析を行います。
治療薬の効き方や副作用等に関わる約100種類の遺伝子を一度に調べるのが特徴で
検査キットを使い、2週間程度で結果が出せるようになります。