遺伝子組み換え作物のメリットは、基本的に生産者側にあります。
それを持って、消費者側にはデメリットだけであるかのように報じられています。
ただ、科学的とは言える議論は伝わってきていないように感じます。
 
私は、自給自足を目指しているので、生産者であり、同時に、消費者でもあります。
つまり、どこにメリットがあっても、どこにデメリットがあっても、自分に返ってくる立場です。
 
さて、本題です。
遺伝子組み換え作物のメリットは何でしょうか。
 
一つ目に、害虫被害が少ないことです。
二つ目に、除草剤耐性を持たせられることです。
三つ目は、任意の栄養価を高める事ができることです。
 
これらの機能の組み合わせにより、二次的なメリットがあります。
害虫駆除や除草の手間が減るので、生産コストが下がります。
病害虫被害が減るので、生産量が増えます。
使用する農薬が減るので、安全性が向上します。
 
 
ここまでみると、良いことづくめです。
でも、本当にそうなんでしょうか。
もう少し踏み込んでみたいと思います。