イノシシのうめき声を再生してイノシシを遠ざける「撃退機」を福岡県みやこ町の漆谷正義さんが開発しました。
 
果樹農家の要望に応える形で、イノシシ撃退機を制作することになったそうです。
近くの牧場に野生イノシシを捕まえてもらい、その際の「キュイ~ン」という警戒の声を収録、イノシシが嫌う犬の吠え声も収めました。
イノシシ撃退機は、夜間、30秒毎にスピーカーで自動再生します。
重量は3kg程度、ソーラーパネル付きなので電源も不要です。
 
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漆谷さんは、三洋電機を退職後、故郷に戻り、地域の人の求めに応じて色々な機械を作ってきたそうです。
田圃の水位見張り器、雷検出器、山間部向け揚水装置、手回しラジオ、手回し懐中電灯等も製作してきました。

漆谷さんは電気の専門誌に連載コーナーを持ち、技術開発の解説をしています。
メールでも、連絡を受け付けているそうです。
 



 
「豊葦原中津谷」では、湧水はあるのですが、田圃まで水を引き入れられるか、気になっています。
まあ、水田は竹林になってしまっているので、復旧には時間が掛かるはずです。
それに、竹林を取り払っても、漏水の危険があり、困難を伴うと思います。
そんな時には、漏水警報を出してくれる機械があると助かるのですが・・・