「自給自足型農業を数年後に始める」と宣言した私ですが、農業経験は皆無です。
常識ある方々は、「伊牟田勝美は愚か者だ。素人ができるほど農業は甘くない」と
おっしゃるでしょう。
まったく、その通りでしょう。
 
そこで、私が経験するであろう事柄を正確に記録することが大切になると思います。
では、どうやって経験を記録するべきでしょうか。
 
私は、工程管理の方法を利用し、工程の実績を残すことを考えています。
そのために、工程管理のツールを自作してみようかなと考えています。
 
 
今回は、基本構造について考えてみました。
 
まず、タスクです。
タスクは、成果物を日限までに完成させる作業のことです。
農作業の一つ一つは、タスクです。
例えば、田植えはタスクです。成果物は、田植えを終えた水田となります。
 
次は、イベントです。
イベントは、日付が決まった催事のことです。
農作業では、農業用水の通水開始日のように、日付が動かない催事が該当します。
ビジネスの会議や客先訪問が、イベントとなります。
 
最後は、プロジェクトです。
プロジェクトは、タスクとイベントの集合です。
稲作は、プロジェクトです。
代掻きや田植え、稲刈り等は、タスクです。
収穫祭は、イベントです。
 
プロジェクトの下には、複数のタスクがありますが、イベントは1件のみとします。
更に、プロジェクトの下には、複数の子プロジェクトもあり得ます。
例えば、稲作のプロジェクトの中に「草刈り」の子プロジェクトを置きます。
この子プロジェクトには、草刈り1回目、草刈り2回目等を含めます。
 
例を、模式的に記述すると、以下のようになります。
 
 親プロジェクト
  ├タスク1
  ├子プロジェクト1
  │ ├タスク11
  │ └イベント11
  ├子プロジェクト2
  │ ├タスク21
  │ └孫プロジェクト21
  │   ├タスク211
  │   └イベント211
  ├タスク2
  ├タスク3
  └イベント1
 
 
こんな感じで、工程管理のツールを考えていきたいと考えています。