発電だけ、それもアウトラインだけを考えてきました。

正真正銘の発電のみです。


実際には、これらの発電・蓄電システムを稼働させるためのソフトが必要です。

太陽光発電は普及しているので、蓄電まで含めた標準のソフトがあるはずですが、風力や水力まで含めた発電形態では、ソフトは専用となるはずです。
そうなると、ソフトだけでかなりの高額になると考えて良いでしょう。


一般家庭では、太陽光発電は設置場所が屋根なので、設置場所は戸建であれば問題になりません。

しかし、都市部の密集地では風力発電は場所の確保は不可能と言ってよく、風速からみた適地も滅多にないでしょう。

水力に至っては、渇水期に飲み水さえ制限を受ける場合がある都市部には、適地は存在しません。

ですので、数が出るのは太陽光発電のみであり、ソフト開発も太陽光発電のみが進むことになります。

 


たまたま、『豊葦原中津谷の城』は水力も風力も実現の可能性がありましたが、これは例外中の例外です。

その『豊葦原中津谷の城』でさえ、太陽光発電と太陽熱温水器くらいしか、実用レベルに届かないだろうと思います。



一口にエコと言っても、個人で行うにはハードルが低くないことが分かりました。

そう考えると、夏沢鉱泉の取り組みは、中々のものだと思います。