スピンオフ版として、あるべき法律体系について、まとめてみます。
このような話題を取り上げると、ほとんどの場合、農業を優先する法律を作るべきとか、
環境を守る法律を作るべきといった内容になりがちです。
ですが、今回は人口減少と絡めた内容です。
日本の法律は、非常に複雑です。
それは、量的に莫大なためでもありますが、論理的にも体系的にも複雑なのです。
それゆえ、一般人には理解不能で、弁護士でさえ、分野毎に専門化しつつあるのです。
これは、法律の役割を考えると不可解な状況です。
そうですよね。
だって、法律を守らなければならないのは、国民全員なのです。
法律は、社会をスムーズかつ公平に動かしていくために存在するのです。
人を罰するために存在する訳ではありません。
弁護士でさえ把握しきれない、あるいは個々に解釈が異なる現状は、法律としてのあるべき姿とは思えません。
ならば、どうあるべきなのか?
あるべき論で言えば、国民のほとんどが理解できる内容であるべきです。
そうすることで、法律は合理的に運用できるようになります。
あるべき姿にする方法の整理は、次回にまとめることにします。
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