一応、法体系の合理化が必要であることを述べました。
多くの方は、「そんな事は出来っこない」と思われたでしょう。
でも、私は「人々の意思で法体系の合理化が進む時代が来るのではないか」と考えています。
現状の法律は、複雑怪奇です。
この対策として、法曹界へのAIの導入が考えられます。
おそらく、法律事務所の法律相談から、AI導入が始まるでしょう。
これが一般化し、実際の裁判を判決後に検証する際にもAIが用いられるようになり、法改正を経て裁判に用いられるように変わると予想しています。
この状況を考えてみてください。
法律相談をすればAIで判断してもらえるとしても、実生活でAIを使う機会は少なく、気付かずに法律に違反してしまう可能性はあります。
しかし、裁判ではAIによって裁かれることになります。
つまり、人の行いを機会であるAIが裁くことになるのです。
ここまで進めば、法体系の是正が話題になるはずです。
再び、AIに御登場願い、法律の分類と整理を行い、法体系を見直すことになるのです。
あり得ないことではないでしょう。
法体系が見直されなかったとしても、AIで裁判を行うようになれば、結審が早くなり、法曹関係者の合理化も進むはずです。
法体系の整理がなされなければ訴訟数が減らない点で課題は残りますが、AIで裁判をするようになれば、ある程度の合理化が進むので、「2100年の日本のあるべき姿」としての一つの形にはなります。
ただ、「人を裁くのが機械であってはならない」との感情論だけでAIの導入を阻む勢力も、法曹界や一般社会には出てくるでしょう。
その時には、少し賢くなって、AIが不要な法体系を構築してもらいたいものです。
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