環境保護団体の世界自然保護基金は報告書で、
魚類など海洋生物の生息数が、
1970年から2012年までの間に49%減少したと明らかにましした。
原因は、魚の捕り過ぎ、海洋生息環境の破壊、地球温暖化などで、
「人類は過去1世代の間に、再生可能な数を上回る魚を捕り、
生息環境を破壊することで、海をひどく傷つけてきた」
と報告書は指摘しています。

調査は、魚類の他、哺乳類、鳥類を含む海洋生物1234種が対象。
マグロ、カツオ、サバを含むグループは、74%の大幅減でした。
 マングローブ、海草類など、海棲生物の生息環境の破壊も示されました。
サンゴ礁が2050年までに消滅する恐れもあると指摘しています。

 その上で、
国連で採択予定の2030年までの国際社会の開発目標で、
生息環境の破壊や海洋生物の違法な捕獲を食い止める措置を講じることが重要と
訴えています。
また、地球温暖化防止に向け、
国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が、
海洋生物の未来を左右すると主張しています。
 



 
日本は、食糧自給率が低く、地球温暖化の影響で海外からの食糧調達が難しくなる危険性をはらんでいます。
仮に、海外からの食糧が入ってこなくなった場合、飼料用穀物が最も大きなダメージを受けると推定されます。その場合、食肉の供給は絶望的になるので、たんぱく質を海洋資源に求めるしかなくなるわけですが、今回の報告書は、それが絶望的と考えさせる内容でした。
やはり、根本的に、食糧供給を見直して、政治の力で改革していく必要がありますね。