CIAが、75年間の戦略地図16点を公表しました。
その一つに、1945年に作成した食料供給を調査した地図が含まれていました。


この地図では、食糧供給が過剰な地域が赤、適度な地域が黄色、不足している地域が
緑色で示されています。

では、今はどうなのでしょうか。
当ブログでも、2013年のデータを基に各都道府県の食糧自給率を調べています。
それが下の地図です。

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地図上の色の分類は、以下のようになっています。
    食糧自給率120%以上
    :食糧自給率 80%~120%
    :食糧自給率 40%~80%
    :食糧自給率 10%~40%
    :食糧自給率 10%未満

さて、この70年間で、各都道府県の食糧事情はどう変わったのでしょうか。
2013年の地図を、自給率120%以上を過剰、80~120%を適正、80%以下を不足と読み替え、比較してみましょう。


まずは、食糧自給率が向上した地域です。

 1945年 2013年
 「適正」 ⇒ 「過剰」  青森県
 「不足」 ⇒ 「適正」  福島県


次は、食糧自給率が悪化した地域です。

 1945年 2013年
 「過剰」 ⇒ 「適正」  宮城県、新潟県、佐賀県、鹿児島県
 「過剰」 ⇒ 「不足」  茨城県、栃木県、千葉県、富山県、滋賀県、熊本県
 「適正」 ⇒ 「不足」  埼玉県、石川県、福井県、奈良県、鳥取県、島根県、
              岡山県、山口県、大分県、宮崎県、長崎県


食糧事情の判定方法が一致しているとは言えないので、単純には比較できませんが、
餓死者が出た終戦直後の食糧難の時代より、今の日本の方が食糧事情は悪くなっているのです。
この上、TPPで農業を虐めようと言うのですから、目先の利益のために国民の将来を売り飛ばそうとする現政権の強欲ぶりには、呆れてしまいますね。