以下は、2014年9月12日に、旧・風の谷の生活に掲載した記事の転載です。

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ブータン政府は、国内のすべての車をEVに変える計画を進めています。
 
日産からリーフ2台と充電器1台の提供を受け、
さらに5台を導入して、首相専用車や警察車両、タクシーなどに利用する予定です。

EV購入者に対しては車に関する一切の税金を免除するとともに、
EVの充電スタンドを100キロ間隔で設置し、
2020年をめどに首都の約3万3000台の8割をEVにするのだそうです。
 
 
ちょっと気になるのは、FCVとEVの価格差です。
確かに、
FCVは高度な技術を必要とするので、後進国の追従を振り切れるかもしれません。
ですが、水素ステーションの整備も含め、FCVの普及にはコストがかかります。
世界規模で考えると、主流はEVになるのではないかと思います。
 
もしかすると、
数十年後には世界の自動車地図は大きく書き換わっているのかもしれませんね。