海洋研究開発機構は、青森県沖の海底下2466mの地層からバクテリアの群れを発見し、その培養に成功しています。
2012年、地球深部探査船「ちきゅう」で八戸沖約80km、水深1180mの海底を2466mの深さまで掘削し、堆積物1cm³当たり100個以下の微生物を確認しました。
少し浅い海底下2000m付近の石炭層では、約1万個の微生物がいました。
これらの微生物を遺伝子分析した結果、地上の森林土壌に生息する種類に近いバクテリアが多く見つかったことから、かつての森や湿地が日本列島の形成に伴って埋没し、地下深部でも一部の微生物が残ったと考えられます。
微生物の中には、石炭からメタンを生成するバクテリアもあり、天然ガスなどの生成に重要な役割を果たしているとみられると考えられています。
これらの微生物を遺伝子分析した結果、地上の森林土壌に生息する種類に近いバクテリアが多く見つかったことから、かつての森や湿地が日本列島の形成に伴って埋没し、地下深部でも一部の微生物が残ったと考えられます。
微生物の中には、石炭からメタンを生成するバクテリアもあり、天然ガスなどの生成に重要な役割を果たしているとみられると考えられています。

(リンク⇒http://www.jamstec.go.jp/gallery/j/ship/ck/images/ck_001_l.jpg)
メタンハイドレートの成因は、有機物の熱分解が多いとされていますが、生物由来も少なくないようです。
メタンハイドレートの成因は、有機物の熱分解が多いとされていますが、生物由来も少なくないようです。
今回の発見は、それを証明しているようです。
問題は、メタンハイドレートの暴噴です。
これまで、ギリギリの状態でハイドレート状態だった場所は、海水面温度の上昇がどんな形で影響するのか、不安です。
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