国際コムギゲノム解読コンソーシアム(IWGSC)は、パンコムギの一品種「チャイニーズ・スプリング(Chinese Spring)」のゲノムの完全解読に成功しました。

 

小麦のゲノムには107,7891個の遺伝子が含まれており、その複雑なゲノムには、DNAを構成する塩基対が160億対含まれているそうです。(人間の遺伝子は約2万個で、塩基対は30億対)

このため、ゲノム解析には13年を要したのだそうです。

小麦は、全人類の必要とするエネルギーの約2割を支えていると言います。
その小麦は、極端な乾燥や、高温を嫌います。
その対策として、品種改良が必要ですが、ゲノム編集による遺伝子改変食品として世に出てくると思います。
今後は、遺伝子改変食品を避けることは難しくなっていくのでしょう。

もしかすると、遺伝子改変食品を食べられるならマシなのかもしれません。
多くの人は、ミドリムシ食品しか食べられず、それすら手に入らない人も出てくるかもしれません。


「豊葦原中津谷」では、小麦の作付面積は1a程度を考えています。
しかし、気温が高い地域なので、環境に合う品種を探すのには苦労しそうです。