今日は、最後の術健診を受けてきました。

昼前に家を出て、病院に向かいました。
乗り継ぎが非常に悪かったのですが、午後1時前には病院に着けました。
今日は、腹部CTです。
腹部CTは造影剤を使うので、血液検査をして結果が出るまで30分ほど待つ必要があります。また、喘息があると、造影剤に過敏に反応することがあるので、事前に確認されます。ですが、先週に来た際に血液検査が終わっているので、受付を済ませると、予定より早くCT撮影となりました。

いつも感じるのですが、人類の血流の速さは凄いですね。
以前にも書いていたと思いますが、造影剤が全身に拡がっていく速さは凄いです。左腕の静脈から造影剤が入るのですが、上大静脈から右心房・右心室と流れ、肺動脈から肺へ行きます。肺から再び心臓の左心房へと戻り、左心室から全身へと送り出されます。
造影剤は、体が火照るので、全身に拡がる様子を感じる事が出来ます。私の場合、下腹部が特に分かりやすいのですが、造影剤を入れてから30秒足らずで火照りを感じました。つまり、静脈⇒心臓⇒肺⇒心臓⇒下行大動脈⇒毛細血管から組織の中に流れ出るまでが、30秒足らずなのです。
蛇は、血流が遅く、毒蛇に咬まれても毒が全身に拡がるまで時間が掛かるのだそうです。でも、人類なら、1分も掛からずに全身に毒が回りそうですね。

さて、CT撮影後は、いつものようにコンビニでパンを買って食べました。
ひと心地着いた頃、PHSに呼び出され、診察室に行きました。
主治医からは、3mmのポリープがあったが、転移の兆候はなく、今回で終わりにしても問題ないとのことでした。
4親等の親族で癌になったのは、私を含めて5人ですが、私が初めて5年生存を果たしたことになります。
癌の後輩になる父は、来年で5年生存です。父も、今のところ順調なようです。
前述の5人の中で、現時点で存命中は私と父だけです。父も5年生存できそうな雰囲気ですので、私の親族は5年生存率が40%になるのかなと思っています。