視野と言っても、肉眼の視野ではなく、社会を見る目のことです。
では、誰の目か?
主として、マスコミです。
おかしな話です。
本来は、社会の様々な情報を取捨選択し、それを報道する立場にあるのですから。
でも、
マスコミの目は、歪(いびつ)と言うか、視野が狭いことは間違いなさそうです。
例えば、
地球温暖化のニュースです。
「地球温暖化の影響」と騒ぐのは、大概は最高気温を観測した時です。
夏場の最高気温や猛暑日はもちろん、
冬場でも最高気温が高い場合には、反応を示します。
でも、地球温暖化が影響しやすい最低気温の高さには、マスコミは反応しません。
これは、
最高気温等の異常さを修飾するための、マスコミ独自の手法のようです。
だから、大雨でも、少雨でも、更には大雪でさえ、
「地球温暖化の影響か?」と付け足すのです。
お馬鹿なマスコミを相手にしていると、私まで性格が歪んでしまいました。
(グチグチとマスコミへの不満ばかりblogに書いてしまう、この性格)









さて、地球温暖化では、どんなことが起きるのでしょうか。
熱帯雨林の砂漠化? 異常気象? 生物の大量絶滅?
この考え方のおかしいことに気付きませんか?
今の砂漠は砂漠のままですか?
雨が増えて緑化する可能性はないのですか?
雨が増えて緑化する可能性はないのですか?
極地が温暖になって住みやすくなることはないのですか?
地球全体を生命体と考えるなら、
生物の大量絶滅だって地球の脱皮程度の問題でしかありませんよ。
問題は、もっと自己中心的なのです。
地球温暖化は、今、地球上にいる生物にとって不都合なだけなのです。
そして、大量絶滅する生物種の中に、人類が含まれる可能性があることなのです。
マスコミは、地球温暖化をまるで地球の危機のように伝えますが、
地球にとってみれば、人類が存在している事の方が問題なのかもしれません。
こんな風に視点を変えることができるのであれば、
別の角度から、地球温暖化を見る事もできるはずです。
例えば、人類にとっては、地球温暖化自体は大きな問題ではなく、
真の問題は、CO₂の過剰さであることだと気付くのではないでしょうか。
地球温暖化は、CO₂過剰によって引き起こされる現象の一つでしかないと。
人類が本当に知恵のある生き物なら、何をなすべきか、見えてくるはずです。
原発問題を含め、広い視野で将来を見据えることで、
マスコミの発言も変わってくるはずです。
まあ、マスコミが知恵のある人間によって運営されているのであれば。
コメント