元 国立天文台長の海部宣男さんが、13日、膵臓癌で亡くなったそうです。

海部宣男 国立天文台名誉教授は、ミリ波望遠鏡としては24年間に渡って世界最大口径だった(2006年にメキシコ シエラネグラ山(口径50m)に抜かれた)野辺山宇宙電波観測所の口径45m鏡の建設に携わった方です。後には、ハワイ マウナ・ケア山頂のすばる望遠鏡(赤外線)、チリ アタカマ砂漠のアルマ望遠鏡(ミリ波、サブミリ波)の建設にも関わっておられます。

私の手元には、氏の著作の「電波望遠鏡をつくる」があります。
野辺山宇宙電波観測所(NRO)にも、何度か脚を運びました。
私にとっては、身近に感じる研究者でした。
享年75歳は、まだもう一働きしてほしい年齢に思え、残念でなりません。


さて、癌に関しては、堀ちえみさんが食道癌を公表されました。
幸い、ステージIだそうで、4月16日に手術を行うそうです。
是非、回復してほしいものです。