一向に建設が進まない『箱縦本線』ですが、運転ダイヤを考えてみました。
まだ、線路の敷設だけで車両も購入していないのに、ホント、取らぬ狸の皮算用ですね。
箱縦本線は、1周が1500mmです。
実物だったなら、225mに相当します。
リニア新幹線なら、1.6秒で1周できます。
N700系新幹線なら、2.7秒で1周できます。
スカイライナーなら、5.1秒で1周です。
ちなみに、カントがなくても、Nゲージなら、177mmのカーブをスケール速度320km/hでも、横転せずに曲がれます。
実際には、フランジが線路に乗り上げるような脱線は起こり得ますが、無視すれば、スケール速度320km/hでの走行は可能です。
実車で同等のカーブを320km/hで走行すると、乗客には28.45Gもの加速度が掛かり、1秒と生きていられません。
半径177mmの区間は150度あり、通過に0.78秒も掛かるため、1周もすれば、乗員・乗客は全員が亡くなると思われます。
クワバラ。クワバラ。
ただ、実際に見る立場では、こんな短時間で周回しても疲れるだけで、ジオラマとしても面白くありません。
では、どれくらいが良いのでしょうか。
鉄学者(?)カントの研究で、半径177mmを通過する際の速度は、実車なら18km/h程度と説明しました。
この速度なら、1周は45秒です。
蒸気機関車の平均速度は、40km/h前後だそうです。
40km/hなら、1周は20秒くらいです。
このくらいなら、悪くなさそうです。
逆を考えることにしましょう。
1周の時間を決めて、スケール速度を逆算してみます。
・10秒/周 81.0km/h
・20秒/周 40.5km/h
・30秒/周 27.0km/h
・40秒/周 20.3km/h
・50秒/周 16.2km/h
・60秒/周 13.5km/h
ほぼ同サイズのジオラマの走行動画を見ると、1周を約20秒で周回していました。
となると、スケール速度で20〜40km/hくらい、1周を20〜40秒くらいで周回するのが、良さそうです。
ここまで検討が終わると、何とか、試運転に持ち込みたいところです。
そのためには、車両を入手しなければなりません。
次回は、導入車両の選定に入ろうと思います。
次回は、導入車両の選定に入ろうと思います。
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