以前、伊藤大海選手の身長が『176m』と誤記されていたと、話題になりましたね。
これは、単純に『c』を書き漏らしただけのものでしょう。
他の選手の身長の単位は、正しく『cm』となっていたので、うっかりミスでしょう。
でも、お臍があっち向いてホイしている伊牟田は、これをネタに、「空気に浮かびそう」との分析をしました。
〈リンク→https://imutakatumi.officialblog.jp/archives/44737456.html 〉
〈リンク→https://imutakatumi.officialblog.jp/archives/44737456.html 〉
さて、先日、殿堂入り確実と言われるイチロー氏について、「小さな体格にも関わらず、素晴らしい活躍をした」旨のネットニュースを見掛けました。
記事の内容には異論はないのですが、イチロー氏の身長を『5インチ11フィート』と記述してあったので、引っ掛かりました。
「インチ」と「フィート」を入れ替えてしまった単純な間違いなのですが、単位の悪魔こと、伊牟田は噛み付きます。
ヤードポンド法の1フィートは約30.48cm、1インチは約2.54cmで、12インチが1フィートです。
一般に、大きな単位である「フィート」を先に、「インチ」を後に書きます。
多くの媒体で、イチロー氏の身長は「5フィート11インチ」と紹介されています。
これを、「5インチ11フィート」(約180cm)と誤記したようです。
これって、「1メートル80センチ」と書くべきところを、「1センチ80メートル」としてしまったようなものですよね。
単純な間違いかもしれませんが、かなり強烈な間違い方です。
さて、イチロー氏の身長ですが、「5インチ11フィート」を換算すると、約348cmになります。
「イチロー氏は、小柄な体格にも関わらず素晴らしい活躍をした」とする記事でしたから、この間違いは痛いですね。
それにしても、メディア関係者は、単位に対しての感度が低いですね。
因みに、イチロー氏の身長は、180cmです。
日本人としては、大柄な方です。
実際、ドラマ『古畑任三郎』に殺人犯役(!)で出演された時、古畑(演:田村正和)がイチロー(演:イチロー)の大きな体格に驚くシーンもありました。
王貞治氏(177cm)、長嶋茂雄氏(178cm)よりも大きいのです。
とは言うものの、MLBの平均身長は、187cmだそうです。
イチロー氏の180cmも、日本国内の164cmの男性のような感覚だったでしょう。
イチロー氏の実績は、本当に凄いですよね。
MLBでの通算3089安打は、NPB記録の3085安打(張本勲氏)をも超えます。
日米通算119本の三塁打は、NPB記録の115本(福本豊氏)を超えます。
日米通算2078得点と日米通算5883塁打も、NPB記録の1967得点と5862塁打(共に王貞治氏)を超えています。
そして、MLB記録であるシーズン262安打は、84年ぶりの記録更新でした。
今後、数十年は破られることのない記録でしょう。
身長が「5フィート11インチ」だとしても、「5インチ11フィート」だとしても、凄い記録であることには間違いないでしょう。
コメント