この広い宇宙には、知的生命(宇宙人)はいるのでしょうか。

太陽系には、知的生命が1種だけいますが、どうやら他にはいないようです。
いくつかの惑星や衛星では、原始的な生命がいるかもしれませんが、技術文明を作るような知的生命は、太陽系内では人類だけのようです。

でも、宇宙は広く、太陽系に知的生命が生まれたのなら、他の星にも知的生命(宇宙人)がいないとは思えません。

観測可能な宇宙の大きさは、138億光年とされています。
人類が探査機を送り込めたのは、0.0025光年先までです。
この範囲には、人類以外に知的生命は居そうにありません。
でも、観測可能な宇宙は、これの160澗倍(1.60e38倍)も大きいのです。
(『澗』は、1兆の1兆倍の1兆倍)

なんだか、宇宙人がいっぱい居そうです。



と言うことで、「宇宙人は絶対にいる!」と題して、スピンオフ・ブログに、少しずつ書いているので、紹介します。

(以下のリンクを参照)



また、長野県の野辺山宇宙電波観測所が、今年(2024年)は、8月24日(土曜日)に特別公開されるので、訪れてみてはいかがでしょうか。

JR小海線の野辺山駅から、徒歩40分です。

詳しくは、以下のリンク、または「野辺山宇宙電波観測所」+「特別公開」+「2024」で検索してみてください。




野辺山宇宙電波観測所は、何度か見学や特別公開に行ったことがあります。
当時は、故・海部宣男名誉教授もお元気で、講演も聞くこともできました。

ただ、今の野辺山宇宙電波観測所は、科研費の減少によって、かなり寂れてしまったようです。
見るのが辛いので、私は、行く予定はありません。


野辺山宇宙電波観測所では、45mのミリ波電波望遠鏡を中心に、ミリ波の観測を続けてきました。
世界最高精度の分光計を開発するなど、ミリ波観測のメッカでした。

ミリ波の観測では、暗黒星雲等に有機物を発見しています。
有機物は、生命の材料になるので、宇宙のどこにどんな有機物があるのか、研究していたはずです。


私の記憶は古いので、是非、野辺山宇宙電波観測所を訪れて、最新の電波天文学に触れてみてください。




スピンオフ・ブログの「宇宙人は絶対にいる!」も、野辺山宇宙電波観測所の特別公開より前に完結させたいと思っています。

念のため、もう一度、リンクを貼っておきます。




先日は国立極地研究所、今回は国立天文台を紹介していますが、私はJAMSTEC(日本海洋研究開発機構)推しですので、お間違えなきよう、お願いします。