所得税の課税最低額を103万円から178万円に変えると税収は、7兆6000億円の減収になるそうです。


そんなに減るのでしょうか。


所得税の増額は22兆4000億円(2022年)だそうです。

課税最低額を75万円上げると、34%も税収が減ると言うのです。

単純に計算すると、所得税納税者の平均給与ら、324万円になりそうです。

(税率が均一とした場合)


納税している就労人口は、約5080万人です。

全員が、年収178万円以上(控除を無視)と仮定すると、課税対象の増額は、38兆円の減収となります。

これで、7兆6000億円の税収減になるので、平均税率は20%くらいになります。

最低税率は5%です。

税率20%は、控除後の課税対象額で330〜695万円なので、額面で500〜900万円くらいの所得層に相当します。



キチンとした計算はデータと時間が足りないのでできませんが、減収額は、少々大袈裟な気がします。

元々、所得税の税収が22兆4000億円しかないのに、34%も減収なんて、不思議でなりません。



詳しい解説を見てみたいものです。